Swiftでタイピングアプリ制作(3)〜Firebaseを導入する①〜
前回の記事ではキーボードのログ、とまでつくることは難しかったのですが、タイピングしたテキストの変遷を記録することができました。
今回は、FirebaseというBaasを使います。簡単に言えば、データを保存したりする場所をつくってくれるサービスです。
まずはプロジェクトを作成しましょう。FirebaseはGoogleのサービスなので、Googleのアカウントを作り、下記のリンクにアクセスします。
アクセスをしたら「プロジェクトを追加」を押します。アプリの名前を入れて、新しいプロジェクトを作成しましょう!
プロジェクト名を決め、「プロジェクトを作成」を押したら、完了を待ちます。
準備画できたら「次へ」を押して、iOSの登録方法を見ます。
「iOS」のアイコンが出てきたので、このアイコンを押すと手順が出てきます。
アプリの登録にはバンドルIDを入れる必要があります。バンドルIDはXcodeから確認することができます。
今回は"tcs.typelab"に設定しています。なのでそれをそのまま入れて「次へ」
設定ファイルをダウンロードしてプロジェクトの中に入れます。今回は、iOSとMacOS共通のアプリなので、"Shared"のフォルダの中へ。
次の手順は、podを使って関連するSDK(追加の開発キット)をインストールする必要があります。
podをインストールする方法がわからなかったのですが、コマンドライン(ターミナル)を活用すればできることがわかったので、ターミナルを起動して実行します。
podのサイトにアクセスすると下記のようにせよと書いてあります。
私が使っているのはMacなので、rubyは標準装備されています。そのまま
$ sudo gem install cocoapods
と打って実行すれば、パスワードを入力してソフトがインストールされます。
インストールされたら、Xcodeのプロジェクトのファイルに入って、pod initを実行すればPodfileが作られるので、その中身を編集します。
$ pod init
を実行して、
親切にもiOSとmacOSで分けてくれているので、それぞれに
pod 'Firebase/Core'
の1行を上記のように追加して、
$ pod install
を実行すれば、インストールが開始されます!!
ファイルが多いのでインストールに時間がかかるのでしばらく待ちましょう。
Firebaseを導入させてデータの保存や認証を行うのが楽しみですね!
続きはまた次回。
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