新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
スクリーンショット_2020-02-28_0

インフルエンザ休校時に実施したみんなでオンライン授業 w/ QuickClick

2020年2月27日、政府から正式に全国の小中学校向けに「3月2日からの休校」の要請が出ました。こうした状況を受けて、場所にとらわれない学びを創り出すテクノロジーの力が求められています。

「テクノロジーを使った学び」といえば個別化された学び、「アダプティブラーニング」がすぐに浮かびますが、一人で学び続けるためのモチベーションの維持は大変です。

今回は、新型コロナウィルスの休校措置に、近い状況(インフルエンザ休校)が東京コミュニティスクールで起こったときに、高学年のキッズを対象に実施したみんなで学ぶオンライン授業の実践をご紹介します。

オンラインになったときにこそ、「みんなで学べる」そんなことを感じてもらえたらと思います。

オンライン授業の流れ

オンライン授業は下のような流れで進んでゆきました

1.個学 45分(オンラインの学習コンテンツを使い、学ぶ時間)
2.クイズ大会 45分(QuickClickで学んだことをクイズにして大会を開催)

オンライン授業、前半45分は「個学」から始まります。

「個学」の時間では日常的に計画を立てて、その日その日のやることを決めて進めています。それぞれが主に動画を見て学んでゆきます。

まずは、動画コンテンツを学ぶところから。付随するドリルなどを活用しても良いと思います。

そして、QuickClickを使って個学で学んだ内容を4択問題にします。

最後にそれぞれが創ったクイズを共有して遊ぶために、クイズ大会を開いて盛り上がり、その日の授業はお開き、という流れです。

ツールとして使ったのは下記の3つでした。

* Google Hangout
  ZoomでもSkypeでもOK。複数人対面できて通話できるものが良い。
  今回Google Hangoutを採用したのは、学校でGSuiteを使っている上、
  Google Calendarに招待すれば自動でHangoutの部屋ができるため

* スタディサプリ
  実際にはその他の学習コンテンツでもOK。実際には6年生は卒業研究
  の内容を、5年生はスタディサプリを使った

* QuickClick
  参加者が正解率50%を目指してクイズをつくり、
  クイズ大会でお互いに解きあうアプリ

オンラインの学習コンテンツ

オンラインの学習コンテンツで言えば、有名どころはスタディサプリ。

東京コミュニティスクールでも高学年の子たちは「個学」という時間に、自分の学びを計画して実行する学びにおいて、スタディサプリを活用しています。

eboardという学習コンテンツもなかなか優秀です。使用感としては、スタディサプリは自分のペースでサクサク進めたい人向け、eboardはじっくりステップバイステップに学んでいきたい人向けです。

ちなみに、eboardは今回の新型コロナウィルスの休校措置を受けてコンテンツを無償提供しています。

更におすすめコンテンツは「教育YouTuber」のコンテンツです。特におすすめは葉一さんの「とある男が授業をしてみた」シリーズ。中学生の教科書すべて、そして小学校の算数も子どもたちにはわかりやすいと評判です。

QuickClickで学んだ内容をまとめよう!

学んだ内容はQuickClickでクイズにします。

QuickClickの使い方や考え方に関して、詳しくはこちらの記事に書いております。


簡単に言えば

「ただ動画で見たものをインプットするだけ」

の学びから、

「動画で見たものを題材に更に調べ、アウトプットする」

ための仕掛けがQuickClickです。

4択クイズをつくるということは、その考えた答えやダミーの真偽を確かめねばならないことや、50%を目指すことで「知っているか、知らないか」の問題から「考えて解けるクイズ」を作り出すことを促します。

QuickClickのいいところは、「オンラインでできる」ことにあります。

Google HangoutやZoomなどで繋げば、誰かホストが大会画面を表示しさえすれば、オンラインでクイズ大会をすることができます。

スクリーンショット 2020-02-28 0.29.24

実際のオンライン授業のときにはこんな感じで盛り上がりました。

ちなみに、同じGoogle for Education認定イノベーターのチームメイトであるすぐる先生に、QuickClickをクラスジャパン小中学園でもご活用いただき、とても盛り上がったとのこと!嬉しい限りです。

画像2

オンラインこそみんなで学ぼう!

オンライン学習で個別で学ぶ時間にするのではなく、せっかくのインターネットをフル活用して、つながってみんなで盛り上がれば学びも楽しくなります。

QuickClick試用版あります。

今回の新型コロナウィルスでの休校を受けてご利用されたいという方向けに、無償で試用版を設定させていただきます。

もしご興味がありましたら、tyamazaki[at]tokyocs.org([at]をアットマークに変更)まで、ご一報ください!


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

ただ続けることを目的に、毎日更新しております。日々の実践、研究をわかりやすくお伝えできるよう努力します。

ありがとうございます!毎日続けるように、がんばります!
23
認知心理学と探究する学びをつなぐべく、日々試行錯誤。慶應義塾大学SFC研究所上席研究員・Google for Education認定イノベーター・東京コミュニティスクール

こちらでもピックアップされています

孤独な試作者の夢想
孤独な試作者の夢想
  • 60本

日々の実践・作ったものなどについて書いていきます。

コメント (2)
素晴らしいですね!先々、オンライン学習は大人だけのもので無く、義務教育の中でももっと取り入れられていくように感じますね。
コメントありがとうございます!この機会をチャンスに、これからコンピュータやインターネットをどんどん使っていってほしいと思います!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。