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南魚沼塩沢産コシヒカリ「然然」|ブランドストーリー

ついにSoil Worksの第一弾プロダクトを発表できました...!
その名も「南魚沼塩沢産コシヒカリ"然然 (しかじか)"」

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色々とお話する前にまずは一言だけ言わせてください。
メンバーのみんな、超過密スケジュールの中ありがとうございました!

さて、本題に入ろうと思いますが、その前に、Soil Worksって何?と思った方は是非下記の記事を読んでみてくださいね!

①南魚沼塩沢産コシヒカリとは?

まずは"然然 (しかじか)"で使用するお米「南魚沼塩沢産コシヒカリ」についてお話させていただければと思います。

日本有数の米どころとして知られる新潟県魚沼地方のなかでも、 特に美味しいコシヒカリが育つと言われている地域が南魚沼です。そんな南魚沼の中でも特に美味しいと言われているのが旧南魚沼郡塩沢地区のコシヒカリ。

旧南魚沼郡塩沢地区産のコシヒカリは全国に流通するお米の0.1%しか生産されないと言われるほど希少性が高く、お米にとって理想的な地形と豊かな水と栽培に適した土、そしてコシヒカリ発祥の地の伝統を紡ぐ生産者達の思いが込められており、その希少性と上質な味わいから、"日本一のお米"と呼ばれることもあるほどです。

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②なぜお米ブランドを立上げたのか?

この"なぜ"の部分はSoilWorksの立ち上げとも繋がるのですが、コロナウイルスの影響で外食どころか外出すら規制された4月中旬。スーパーでの買い物中にふと思った、この食材は誰が、何処で、どうやって、作ったんだろう?という何気ない疑問が入り口でした。

その疑問を一番身近な食材に置き換えた時に、お米だったんです。それには僕のバックボーンが関係していて、地元である新潟県南魚沼市は前述した通り日本一の米どころとも呼ばれる街で、実は僕の実家も米農家です。子供の頃から田植えや稲刈りの手伝いをして育ってきたので、生産過程〜消費者に届くまでの景色が僕には見えていましたが、そういった境遇でないと普通は知らないですよね。だけど、そういう表には出ない部分にこそドラマがあるよなと。だからこそ、

『日本一の米どころと呼ばれる街のお米をもっと知って欲しい!』

その思いが、お米ブランドを立ち上げようと思ったきっかけです。

③コンセプトは「日本一、伝えるお米」

南魚沼のお米を知って欲しいという思いから、お米ブランドを立ち上げるのはいいけれど、「"南魚沼産コシヒカリ"は既に全国的な知名度があるし、美味しいことも知られているよな。」と、既に定着したイメージから、どうやって一歩踏み込むのか検討を重ねました。

名が知れたお米だけど、逆にまだ知られていない部分はなんだろう?そもそも美味しいってなんだろう?と考えた時に、もちろん食材自体のスペックは重要なんですが、生産地の風土や生産者の思いといった、裏側のストーリーを知った上で食べることも、「美味しさの要素」なのかも知れないな、と。

例えばですが、高級レストランなどに行くと、超一流の素材を使っているのはもちろんですが、「どこどこ産の〇〇で、かくかくしかじかな条件が揃っているから今が一番旬で、素材の味を逃さないようにこう言った調理をして。」などといった、ストーリーを教えてくれますよね。それと同様に、Soil Worksが手掛けるお米も、深く刻まれたストーリーを知って欲しいし、大事にしていきたい。

そして、知ってもらうためには、まずはこちらが伝えていかないといけないな、という発想から「伝える」というキーワードに辿り着きました。

生産地の風土や文化、気候、生産過程、作り手の思いなどのストーリーを伝えて、美味しさの理由を知った上で選択してもらえるようなお米にしたい。という思いから「日本一、伝えるお米」というコンセプトは生まれました。

幸いなことにもSoil Worksのメンバーをはじめ、僕の周りの仲間は、クリエイティブを生業としている"伝える"のプロが多くいてくれた。だからこそ、掲げることができたコンセプトだと思っています。

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※コンセプト作成の際に作った資料

④ブランド名「然然」に込められた思い

「然」が続く字面の強さと、「しかじか」という響きの良さ。
この二つはもちろんなのですが、実は言葉の意味の部分にも理由があります。

まずは、"然然"(しかじか)という言葉の意味をお伝えすると、

〜然然とは〜
"繰り返して言ったり、詳しく言ったりする必要のない時、その代わりに使う語。かくかく。これこれ。うんぬん。しかじか。

あえて説明するまでもないようなことを省略する時に使われる語で、単体での意味は特に無い言葉ですが、その所作や使い所に着目して、2つの思いを込めました。

一つ目は王道感。
「あえて説明するまでもなく、南魚沼産コシヒカリが美味しいお米って知ってるよね?」というくらい強気な姿勢と、それだけ名の知れたお米だという誇りと自信を表しています。

二つ目は"然然"にされてきたコトを伝える。
生産地の風土や気候、作り手の思い、その地に根付く歴史など、今まで消費者が知ることの出来なかった美味しさの理由と言った、省略されてきたコトたち。あえて言うならば、「"然然"にされてきたストーリー」を掘り起こし伝えていく姿勢を表現しています。

⑤どうやって伝えて行くのか

まずは僕らなりの視点を伝えるメディアツールとして、農業カルチャー新聞「Soil Works SHIN-BUN」を発行します。
この新聞では、まさに上記したような生産地の風土や、作り手の思いといった裏側の部分や、生産者の人柄や、生産地に根付くカルチャーなど、ネット検索だけでは知れないようなコトまでを掘り起こし、伝えていこうと思っています。

あえて新聞というスタント取るのは、見た人にとって価値のある情報になって欲しいという思いがあります。
WEB記事などの方が手軽で良い部分も多いですが、モノとして手元に残るコトでしか伝わらない部分や価値があると思いますし、そこを大事にしていきたい。

また、生産者や南魚沼に住う人達の思いや人柄を伝えていくような動画コンテンツも企画していきたいですね。それに加て、田植えや稲刈り体験といった体験コンテンツをSoil Worksなりに紐解いたリアルイベントなども企画していきたいと思っています。

そしていずれは、こういった活動に共感してくださった方々と価値観を共有したりできるようなコミュニティも作っていければと考えています。

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※「Soil Works SHIN-BUN」は9/18〜23開催のポップアップイベントから配布開始

⑥発売スケジュールや今後の予定

"然然"のローンチを記念したポップアップイベント開催します!
9/18〜23の6日間、会場は渋谷パルコ1階のCOMINGSOON。
実はこのお話をいただいたのが、ちょうど1ヶ月半前。
そこから、コンセプト設計からネーミング、デザインまで、色々と爆速で準備を進めてきました...(メンバーのみんなには苦労かけました...)

このイベントではPOPUP限定仕様の"然然"お試しパック(3合)の販売や、令和2年産"然然"(2kg、5kg)の先行予約の受付をいたします。

然然3合

"然然"の予約に関しては、9/18〜10/18までの期間、PARCO ONLINE STOREにて「送料無料」でご予約いただけます。

4連休中の9/19-22は然然を食べれるおむすびスタンドも登場!
加て、南魚沼の酒蔵である八海醸造が手掛けるライディーンビールを飲むことも出来ますよ。

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初日の9/18の夜にはオープニングイベントも開催しますので、もしお時間があればフラッと立ち寄ってください。
記念すべき初のポップアップイベントに是非お越しください!

10月下旬には公式のオンライショップも開設予定ですので、引き続きチェックしていただけるとありがたい限りです!

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⑦最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
拙い文章ですが、本当に思っている事を書かせていただきました。

Soil Worksのメンバーを始め、支えてくれる妻や家族、仲間達には感謝しかありません。この記事を書けるのも「みんなで」"然然"という一つのプロダクトを作りあげられたからだと思っています。
まだ販売も始まっていませんが、もうすでに胸がいっぱいです...笑
僕含め、それぞれに本業がある中、隙間時間だけでこれだけの物を作れたのは本当に凄いことだと思います。本当にありがとう!感謝です!

最後に、ここまで読んでいただいた皆様に一つお願いがございます。
もし、"然然"のコンセプトや"Soil Works"の考えていることに少しでも共感していただけたら、SNSをフォロー、本noteをスキ(ハートマークを押す)や皆様のSNSで拡散、などのご協力をいただきたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。

さー!頑張るぞー!

『関連リンク一覧』
□ "然然"Instagram
https://www.instagram.com/shikajika_jpn/?hl=ja
□ "Soil Works"Instagram
https://www.instagram.com/soilworks_jpn/?hl=ja
□ "然然"POP UP EVENT詳細
https://comingsoon.tokyo/shikajika/
□ "然然"先行予約 PARCO ONLINE STORE
https://kaeru.parco.jp/shop/detail/shop000025701/



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