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嫌な気持ちは黒ノートに吐き出す

僕は嫌なことがあったり、嫌な感情が生まれた時、iPadのGoodnotesに「黒ノート」というものを用意していて、そこに書き出すことにしています。

黒ノートはネガティブなことを書く専用ノート。

ネガティブは連鎖してしまう

嫌なこととか、愚痴ってどうしても誰かに話したくなる。

でも、話すことで自分は気持ち良くなるかも、スッキリするかもしれないけど、実はネガティブな感情を相手に移しただけなんじゃないかって思います。

そうしてネガティブを受け取った人は、別のまた誰かにネガティブを移そうとする。ネガティブの連鎖が始まる。

だから、ネガティブはなるべく移さないようにしたほうがいいって考えに至りました。

でも、そうするとどうしても自分の中に溜め込んでしまうことになり、それはそれで自分がしんどくなる。

どこかで発散しないといけない。

その行き着いた先が僕の場合「黒ノート」でした。

ストレスは解決すべき

一見、書くって行為は静かな行為なので、普通みんながやるようにストレスが溜まったらカラオケで大声出したり、サンドバックを殴ったりしてストレスを発散させることと比べると、本当にそれで発散になるのか?って思いますが。

ただ、大声を出したり、物を殴ったりすることは、確かに自分の中に溜まったフラストレーションを自分の外に出す、気持ちいい行為のようではあるけど、重要なことが抜けているなって思ったんです。

それはストレスが溜まった原因を追求して、問題を解決するという行為。

結局ストレスは発散できたとしても、それは何も考えないでいい時間を作っただけにすぎず。問題から逃げただけ?

また同じような問題が起きたら、結局またストレスが溜まる。これを繰り返してしまう。

なので、嫌だけど、ストレスと向き合う、問題と向き合う必要がある。

それを頭で考えるか、紙とペンを使って考えるか。

僕の場合、紙とペンを使って考える→黒ノート誕生、に至った経緯です。

iPadを使う理由

なぜiPadのデジタルメモを利用するのか。これには結構たくさん理由があります。

1、永遠に書ける

紙のノートだとスペースが限られるけど、電子メモなら永遠に書くことができて、費用も気にしないでいいので。

2、見られない

これは一番大きいかも。人についても色々と書くと思います。もし万が一それを書いたノートをどこかに忘れてきて、誰かに見られたら、、、。なので見られたくないことは基本的に電子メモ。

3、読み返さない

基本的に吐き出して考える行為なので、その場で完結させる。後でわざわざ嫌な感情を思い返すこと読み返したくないですもんね。だから、普段持ち歩きのノートとかには書かずにしている。

4、汚くていい

電子メモってなかなか綺麗に書きづらい。でも読み返さないし、永遠に書こうと思ったら汚くなるし。汚くても問題ない。

書くことは吐き出すことにつながる

書くことは、問題について考えたり、思考を整理するのにとても役立つ。

しかも、書くという行為で自分の中から外に吐き出す行為につながるので、一旦書き出してしまえば、自分の中にたまらない。

嘘だって思うけど、今度一度やってみて欲しい。

書き出すことでなんだか落ち着ける。

俯瞰して、客観的にその出来事と対峙できるというか。

誰かに話を聞いてもらったような、それでいて反対意見などで押しつぶされることもなく。とてもスッキリします。

こうして、嫌なことがあったら、黒ノートに書いて、整理して、問題ときちんと向き合って、次回同じことが起きた時どうすべきか解決策を探る。

自分の中に溜め込まずに吐き出す先として黒ノートに書きじゃくる。

するとスッキリする。

しかも黒ノートは感情のゴミ箱的なそんな役割を果たしてくれる。



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