自分の強み−それを活かす−

私は先日、知り合いの方から本をいただきました。題名は

【さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0】

これは「強みの心理学の父」と呼ばれた 故ドナルド・O・クリフトン 率いるギャラップ社の研究チームが40年にわたって行なってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて、人々に共通する34もの資質を言語化し、また、それらを発見・説明するための評価方法として開発されたテストです。

画像1

どんな仕事でも人は必ず自分にとっての得意・不得意があると思います。もちろん私も得意な分野もあれば苦手な分野もあります。


私はこのタイトルと概要を見ただけで ”自分の強みは何なんだろう?” と強く考えさせられました。

そして、自分の強みと苦手なことはある程度知っているつもりではいるけど、こういった科学的根拠に基づいたテストで、改めて『自分の強み』について知りたいと思いました。

みなさんは人の強み(良いところ)に着目できていますか?

私は大学で教鞭をとらせていただいていますが、教育に関わる人間として、私と関わる学生の良いところは必ず見つけるように心がけています。

現代社会では、どのような職種であっても特に組織体制において、まだまだセンタートップ型が多いと思います。確かに与えられた仕事を的確に適切にこなすということは大切なことです。しかし、得意、苦手に関わらず、そのひとつの事象だけに目を向け、誤った評価をすることで、部下や下の者の可能性を紡いでしまっているリーダーも多いのではないでしょうか。

IT技術が進み、多くの仕事がロボットでもできると謳われている昨今において、個人に必要な新たな価値観は『自分の強み』を知り、0から1を生んだり、周りの人のそれぞれの『強み』を認め合って協働することではないでしょうか。

さらに、この本の中で面白い研究結果が書かれてありました。

「自分の得意とすることを行う機会を毎日持っている人」はそれが無い人に比べて6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向があり、総じて「生活の質がとても高い」と述べる傾向が3倍以上にのぼったと言うのです。

また、上司が「従業員の強みに着目する場合」「従業員の弱みに着目する場合」「従業員を無視する場合」に何が起こるのかという調査では以下の結果になったそうです

従業員が周囲に悪影響を与える確率

上司が従業員を無視する場合        40%
上司がまず、従業員の弱みに着目する場合  22%
上司がまず、従業員の強みに着目する場合   1%


みなさんはこの結果をどのように受け止められますか?


私が従業員だとしたら、上司に自分の強み(得意とすること)を認めてもらえたら意欲も向上し、自分がやれる最大のことを見つけて、それを周りや会社のために還元するように努めて尽力すると思います。

これはどの分野にも当てはまることではないでしょうか。

一番大切なこと(特にリーダーになる人)は、(自分も含めて)人の強みを最大限に引き出すために、関わり方と着目するポイントを考え、理解し、認めることではないかと思います。


私は今回この本をくださった方に【改めて自分を見直すきっかけ】をいただきました。


細かいアンケート調査で40分程かけて自分の強み上位5つを知ることができたので、それを今後の教育と剣道のコーチングに活かせるように自分の中で理解し、自分自身を認めたいと思います。


なお、今回の私のストレングス・ファインダーの結果と説明、それをどのように教育と剣道のコーチングを含めた今後に活かすかということを、以下に詳しく載せたいと思います(有料になります)。

興味のある方はぜひご覧ください

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ここから先は

2,876字 / 1画像

¥ 200

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

noteでは「サポートする」ボタンから投げ銭をしていただけます。記事を気に入ってくださいましたら、サポートしていただけますと幸いです。 いただいたお金はこの取り組みの活動費やオランダの子ども達にコーディネーションおよび剣道の道具をプレゼントするために、大切に使わせていただきます。