型紙

ものづくりと、健康体。乳がん検診に行ってきた。


突然ですが、先日検診に行ってきたんです。

そこでいろいろいろいろまた、感じた、、ので、(先に言いますが結果としては大丈夫でした。)

今日は「健康第一!!」とよく言う言葉は
ほんとにほんとにそうだよな。と改めて感じたことを書き記そうとおもいます。

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展示会をやったり、イベントにでたり、
と、実際動く前に、必ず発生する「つくる」という時間。

お客様に洋服を着ていただける喜びにつながる、
「つくる」という時間。

私の人生のサイクルはこの「つくる」から始まって一年の計画が
動いていく。

ヌぷか展示会

「つくる」ということー
それはそのときどき、季節、使いたい色、そして形と自分の感覚がとらえていたものをー浮かんだイメージをー思い通りに形に起こす。
という作業。

なにより、窮屈な心の状態ではできない。
追われていたり、なにかに気がとらわれていると、しっかりと生み出せない。

そんなことを「つくる」を繰り返しながら多いに実感して、
だからそぎ落とせるものはそぎ落としてここまできた。
(なんていうとなんかすごいかんじするけど笑、単純に無理のかかる付き合いや、時間の過ごし方はしない日々にシフトしてきたということなど)

それで、その季節に並ぶサンプルが出来上がる。

プルか子供服展示

もちろんどのシーズンのときのも、気に入っている!
こうすればよかった。は無くて、こんなのを作りたい。としてつながり次のコレクションに生きてくる。

そんな風につながっている。

そしてまた、そのシーズンで「あのお客様がこのお色で選ばれてかわいく仕上がったのだよなあ」なんていう嬉しい笑顔の思い出とともに記憶に残る。

だからその時々の作るがとても大切で、
新しいデザインが作られていく時期はより一層、自分の心と向き合うような時間になっている。

画像3


そんな日々の中で、
半年前ほどから、「つくる」の妨げになる、痛みが発生していたのだ。
ずきずきと右胸に痛みが。


産後だし、なにか違うトラブルかな?と思いつつ、
その不思議な深い痛みが頻度を増し心の中に「心配」が広がっていく。

すぐに検診にいけばいいものの、
仕事が立て込んでいるし、、とか年末だし。。なんていう理由をつけて
なかなか検診に足が向かなかった自分だったが、
血のつながった家族と会ったとき「なんか気になる痛みがあって検診いこうかな?」なんて気楽にも言えなくなってきた。。
それほど心配が膨れ上がっていたのを感じ、年明けついに行くことに決め、
つい先日検診に行ってきたのです。


少し話は逸れますが、


私は病院の待ち時間やバスの中、など
「どうにもコントロールできないじかん」がとても好きで、
生きていて唯一その時間だけが、心がゆっくりと過ごせる時間といってもいいほどなのだか、
今回の乳がん検診の待ち時間がまさに、
「そんな時間」になり、
そしてその感覚はじつに久しぶりでたくさんのことを感じ、
見つめなおすことにできるじかんともなったのである。


、、、、、
今まで自分は全力で生きて、
いつ死んだっていい。っておもっていた(ほんとに)

本来は0か100かの性格で、波の振れ幅も大きいし、
いつ何があるかわからないから常に今の自分にだせる全力で生きる!
とここまで来た。

しかし、そんなわたしが

「もし乳がんだったら、、」

、、、、、、、、、

「もし、そうだったら、、まだ、しにたくないな。」
って、
そんな風にぽつりと私の心がつぶやいたとき、


大変驚いたと同時に、その理由は愛する我が子がいるからだねと
その気持ちを受け止め捉えることができた。
(自分との対話のなかで)

画像4

(生後5か月のときのべビマフォト写真)

さほど長くない、診察までの時間のなかで、
わたしはそんな心の奥底にある、
[昔とはあきらかに違う気持ちを持った自分]と対話し、
その気持ちを素直に受け止めーというよりそんな自分に気づかされた時、
なんとも涙が出そうになった。

それは悲しいものではなく
何者かにわかってもらえた。というような安堵の気持ちからこみ上げるもので、そう、何者かにではなく、わかってくれたのは自分自身で、自分のことをしっかりと受け止められた瞬間であったからであろう。

結果、乳がんは見つからず、今は大丈夫でしたがこれからも定期的に検診にいらしてくださいということでこの日は終わったが、

なんでもなかったという安心感とともに、
自分の大きな変化ーそれは目に見えるものではない心の中の、精神の状態というか、拠り所であったり、生きる指針となっているものが明らかに変化していることを感じれたことー

そんな体験に心から感謝し、
そういったことに気づきをもたらしてくれた「謎の痛み」にも感謝しようと
おもった体験だったのでありました。

画像5


ものづくりは、簡単なことばで表現すればどこが痛いここがつらいが少ない「健康体」であるほうが集中して向き合える、のはそうだけども、

心の中の、風通しがいいというか、
心の状態が、どう在るか。
それをしっかり捉えていられることーそんな「こころの健康」っていうの
も大きくかかわっている事柄だよなあと感じつつ、

変化していく心を常々捉えるかの如く見つめる作業というのは
時間にゆとりがないとできないことだなあと、日々ついつい忙しくしがちな
自分のスケジューリングも見つめなおそうかな。
と、
「1人働き方改革」なんかしてみようかな(笑)なんておもった
出来事でした。

みなさまも
健康で、心が健やかな日々が広がっていくように♩すごせていたらいいな。♩そんな風にもかんじました。


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