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自然摂理は善と成長の道

動乱の時であれど平穏の時であれど、全てが順境だという事はなく大きな時代の変り目は逆境に至るもの。ただ逆境という道を歩む時こそが気付き、成長し、強く生きる力を伸ばす経験。
順境も逆境も外側、客体にある事で、逆境の時に大切なのは自分の立ち位置や姿勢、意識、考え方を変えて進んでみる事から。
逆境に立ち向かい戦うのではなく、逆境とも思わない自分に成長出来るのが自然摂理。
人は順境無難を望み求めるものですが、大難を中難に、中難を小難に、小難を無難にしていくには、回避するテクニックだけでは一難去ってまた一難の回避に体力を浪費するばかり。心と身体を疲弊させ今日、明日とあっという間に時は流れ「外側への不満ばかり」に病んだ自分が更なる難を呼んでしまいます。
社会生活の問題であっても、身体の病気であっても、そこに至った自分への気付きと成長の変化が必要だという合図。逆境こそが磨き、成長し難を難ともしない大きな器に進化する天の手招きです。
それにしても今は大きな変革の時代の境目。逆境の兆しが日々色濃く見えています。
一番危険で後に苦しみを増してしまうのは、恐いから大変だからと逆境から眼を背けてしまったり、考えない、動かないという事です。
こうした時は、潜在意識のレベルで誤魔化し合う場所や人を探し呼び寄せてしまうのも人ですが、自分と向かい合うところから、何を捨て何を変え小さくも何か新しく始めてみるという事が建設的に訪れる逆境を消滅させる方法です。
日々の国内外の時事、時局、政治、経済、金融などの動きをチェックしながら「これはまた変わる」という流れを見て逆境の兆しの地点で自分を考える。変える。先に成長する勇氣に氣迫を持って小さくも動いてみると見える角度も深みも増えます。
大自然と同じ様に人も自然摂理。成長と治癒のために天候も変わり、天災もあり全体のバランスを調えます。起こる事象、順境も逆境も受け入れる事で善とし成長へと変えられるも人。
生きる力そのものを追い掛ける道。

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