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公衆電話のわが家




どうも。
悲しい関谷のおじさんの末路に、胸がどんよりしてしまった むらさき納言です 🙂



その後、引っ越しをしたわが家に、ある日電話がやって来た。


電話と言っても 当然ながらスマホではない。
ガラケーでも、ポケベルでもない。

言うまでもなく 黒電話だ。


当時、近所に電話がある家は非常に
少なかった(昭和40年代前半)
私の親は、ちょっと鼻たかだかな様子だった👺


だもんだから、この黒電話は玄関近くに設置。

近所の人々が10円玉を持って

「むらさきさん、電話貸してねー」

と、やって来る。(プライバシーもなんもありゃしない)

そいでもって 電話がかかって来ると

「だれそれさんの家の人、呼んでください」

その度に「納言、隣り呼んで来い」

と、パシリをやらされる 😬

やれやれ。。


子供ながら不思議だったのは、隣り
の家は食料品店だったのだ。
だから 業者からの電話も多い。


忘れもしない「原木(はらき)商店」


原木商店主は、明治生まれの老夫婦
だったのだ。


現在のスマホが操れない老人を思わせるかのごとく、当時は黒電話も操れない老人達が居たのだ。



歴史は繰り返すという事か。。。








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