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オンラインサッカー英会話、実際なにしてるの?

前回、サッカー選手が英会話を学ぶ上で大事にしたほうが良い3つのことを書いた。

noteの中で、Jリーグのサッカー選手を対象(10名限定)にサッカーオンライン英会話(3ヶ月経過)をしていると公表したので、今日は実際にどんな内容で授業を進めているかを少し公開してみたい。

↓前回の記事。

先日地元の静岡新聞に現在の活動を記事にしていただいた。

「サッカー英語?たけやま?おまえ誰やねん?」という疑問が読者の方にあるかもしれないので、こちらの記事を読んでいただければ少しガス抜けするかと思います。

サッカー英会話 実際の内容はこちら!

選手には、下記の説明書を見ていただきコース説明している。 

1 「サッカーx英語」に重点を置く**

前回も書いたけれど、自分の分野での思考を膨らませるためには日本語の方が大事だ。

国内でサッカー選手として活動するのであれば、日本語だけでも十分なのかもしれない。

しかしながら、サッカーは世界中で行われている。選手としてのキャリアではなく、引退後も国をまたいで活動する機会はたくさんあるだろう。

この業種で生き残っていくためには複数言語を操れた方がチャンスが確実に広がる。(外国人監督との関係作り、移籍、コーチング資格、セカンドキャリアなどを含めて)

しっかりとしたデータは手元にないのだけれど、Jリーグ選手からの話を元に考えてみると、国内で活躍している選手において英語を現場に活かせるレベルでできる割合は5パーセント以下くらい。この比率をあげる役割を担いたいと事業をスタートさせた。

英語をやらされてやっているのではなく、主体的に取り組んでほしいと強調している。

さて、私の週一回の授業では、下記の教材を使っている。なるべく、声に出して読む、話す、動画を見るようにしている。

具体的な本は、English for Football 、瞬間英会話、Grammar in Useを使用している。

サッカー選手や監督が話しているYoutube動画やチームドキュメンタリーの動画も多用し、選手自らの会話で発信することを重視している。

選手とのオンラインサッカー英会話の契約は最長でも1年にしようと計画している。

勉強のやり方や英語環境の作り方を繰り返して伝えることで、そのあとは自らで取り組んでほしいと願っている。

吉田麻也選手がイギリスにきてからも日常会話に出てくるわからない単語を携帯にメモしていて、覚えたら消すという方法を実践していた。まさしく日々鍛錬。

2 大手英語オンライン会社を利用してもらう 週5回(1日25分)**

大手のオンライン英会話に選手個人が契約、利用してもらっている。
(オンライン会社との英会話の授業での取り組みや契約に関しては、僕自身は特に関与しておらず、お金も一切いただいていない)

現在選手たちはレアジョブという会社を利用ており、オンラインでの授業のスケジュール、授業内容に関しては選手自身が決定している。先生はフィリピンの先生だが割と厳しく指導されている。

インプット1割:アウトプット9割だから、とにかく頑張ってほしいと叱咤激励している。

ちなみにレアジョブは月額 約5,800円(税抜)。1日25分。毎日やれば1回200円の授業はとんでもない価格設定だ。


3 自分が話す状況を想定してもらう

イェール大学の英語学習法は、オンラインサッカー英会話の授業内容を練っている段階で非常に参考にさせていただいた。今、この記事を読んでくださっているみなさんにぜひともおすすめしたい勉強方法だ。

勉強方法も大事だけれど、これから英語を使うであろう状況を想像してほしいと伝えている。

これまでの仕事の経験でサッカー選手(プロアマ含めて)、コーチ、外国人監督通訳、留学斡旋などを含めて多くのサッカー関係者に出会ってきた。

その中には語学が堪能な方から、まったく興味がない方もいた。それらの経験を踏まえながらどのような状況で語学を発揮できるのか、適切なアドバイスをしながら、「サッカーx英語」という観点でこのコースの長所を出せていけたらと思っている。

現在一緒に取り組んでいただいている選手たちが英語でコミュニケーションがそつなくできるレベルまで到達できるために私も努力を重ねていきたい。

ツイッターもやっているので、質問がある方はそちらからご連絡ください。




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