TwitterとFacebookをスマホから削除した
こんにちは、オオニシトモヒロ(@Tomo_camera_)です。
おととい、TwitterとFacebookのアプリをスマホから削除しました。
一言でいうと「疲れた」。フォロワーの増減に一喜一憂するのがバカらしくなった。
mixiをはじめ、SNSに触れて約10年。
自分でもかなりの時間をSNSに費やしてきたと思います。
でも、フォロワーの獲得に躍起になり、いいねやRTの数を競い、目の前に人参をぶら下げられた馬のように、トレンドを追いかけることに疲れました。
きっかけは、勤務先のアカウントからTwitterを覗いたこと
僕の勤務先は、自社メディアの宣伝のためのTwitterアカウントを持っています。更新のため、そのアカウントからTwitterを覗くことが何度もありました。
アカウントを切り替えて覗いたTwitterには、フォロワー数が〇万人のインフルエンサーも、写真界隈では大人気のあの人も、誰一人存在していませんでした。
写真を投稿すれば常に何百、何千とシェアされて、超有名人だと思っていた人も、アカウントを変えただけで見えなくなりました。
ちまたでは、フォロワーを何千人と獲得してインフルエンサーになろう!発信力を持って個の時代を生き抜こうという論調が飽きるほど活発です。
僕もこの数年間、そう思って生きてきました。フォロワーを増やせ、発信力、信用経済、1日30ツイート。
でも、アカウントを変えただけで見えなくなるような、SNSの数字に一体なんの価値があるのかな…?と思ったのがTwitterと一旦距離を置こうと思ったきっかけ。
みんな余裕がない。マウント、炎上、悪口の嵐から遠ざかりたい。
これはTwitterだけに限った話ではないですけど「日本人に余裕がなくなっている」ことを強く感じます。
Twitterで繋がっているカメラマンの友人が「新しいカメラを買ったら、このレンズとこのレンズを合わせたいなー」と呟いただけで、他のカメラマンのアカウントからバカにされていました。
「このカメラにあのレンズ合わせたいとか、馬鹿かこいつ」みたいな論調で。それが目に入ったとき、本当に嫌でした。
ちょっとでも自分とちがう主張をする人、相容れない人に向かって、「正義」を振りかざして罵詈雑言を浴びせる。徹底的に追い詰め、潰す。
日本人ってこんなに心が貧しいのか…というのを、日々見せつけられる。
10年くらい前のネットって、もっと楽しかった。ユーモアがあった。
マウント、正論マン、粘着、炎上。そんなものはもう、見たくなくなりました。
Twitterから得ていた情報がなくなっても、困らない。
もう何年も、Twitterで最新の情報を追って、把握していないと世界から取り残されると思って生きていました。
”クラウドファンディング”という言葉を知らない彼女に「そんなんじゃこの先の世の中についていけないよ」なんて言ったこともあります。
でも、改めて振り返ると、Twitterで得た情報が僕の人生を豊かにすることなんて、ほぼありませんでした。
同じ趣味の友人との繋がりができることくらいでしょうか。
カメラを通して知り合った人たちとの繋がりは、これからも大事にしたいなと思っています。
この数日、Twitterがなくなったけど、なにも困らない。予想以上に。
むしろ、空いた時間で本を読んだり、映画を観たり、愛犬や彼女との時間を増やしたりと今のところメリットばかりです。
とりあえず1ヶ月、SNSから離れる。
TwitterとFacebookのアプリをスマホから削除してから「SNSを眺めること」がどうしようもなく習慣になっていることに気付かされました。
スマホを持つと、指が勝手にTwitterのアプリを開こうとします。
Twitterをボーッと見ていた時間を、愛犬や家族、パートナーとの時間にあてようと思います。フォロワーは減るだろうけど、別にいいかな。繋がっていたい人はTwitterと並行してnoteもやっているので。
リアルを大切にしようなんて、あまりにも陳腐な言葉だけど。
noteは面白いのでこの先も続けます。
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