身体を起こして~~!お尻をもっと下げて~~!なんだか伝わってないと感じるときの原因は、お互いの一致感!
こんにちは。
フリーランス運動指導士の佐伯とも恵です。
運動指導をする時、いつも同じ言葉がけになってしまってしまう。
特にオンラインでは、実際カラダに触れることはできないので、思うように動いてもらえない。
オンライン上で、うまくコミュニケーションがとれない。
伝わってない気がする…
そんな経験はありませんか?
先日、オンラインでパーソナルセッションをしているYouTubeをついついガン見しちゃいました(笑)
スクワットをガツガツ(';')
「お尻をもっと突き出して~~~」
「カラダを起こして~~~」
「もっとお尻を下げて~~~」
を連呼してました( ;∀;)
受講者さんは、鏡のないお部屋でパソコン画面上からの声を頼りに
「これ以上お尻さげられませ~~ん」
「カラダを起こしているつもりですぅ…」
と叫んでいて
脚がプルプル・ガクガクしてる様子。
きっとトレーナーさんは
「なんだか伝わってないな~~~」
受講者さんは
「なんだかわからないけど、やった感がある」
「プルプル・ガクガクだっだし…」
さてさて、これを観ていて気付いたことをまとめます。
オンラインパーソナルセッションで気を付ける点
オンラインレッスンでは、より具体的に説明すると良いです。実際、リアルで行うパーソナルセッションでも同様です。
☆スタート時の姿勢
☆目線
☆足先の向き
☆呼吸
このエクササイズは
どこの筋肉を使って
どこに意識を向けて
お伝えすることはいろいろあります。
ただ、お尻を突き出して~~、身体を起こして~~、お尻を下げて~~
だと、どうやって突き出すのか、どうやって身体を起こすのか、どうやってお尻を下げるのかが抜けてるので、受講者側にとっては、「自分なりにやってます」になってしまいます。
さらに具体的にするために
スクワットであれば
例えば
お尻を突き出して~~~の場合
ヒップでドアを開けるようにお尻を引く
脚の付け根で何かを挟むように
頭のてっぺんとヒップを遠ざける
お腹をやさしく伸ばしながら
カラダを起こして~~~の場合
胸を前の壁に見せながら
頭のてっぺんを天井に向けたまま
真っすぐ前をみて
おへそと膝を遠ざけるように
お尻を下げて~~~の場合
もも裏を床に近づける
膝裏を曲げながら
空気椅子に座るように
土踏まずやかかとの前側でバランスをとりながら
トレーナーが思い描くスクワットに対して
足りないものをどんどん言葉にしていくと
理想のスクワットに近づいていきます。
言葉のバリエーションを増やすためには
視覚的要素
聴覚的要素
体感覚的要素
3つのパターン
で考えていくとより具体的な言葉、バリエーションが増えます。
まとめ
トレーナーさんの言葉のバリエーションが増えると
受講者にとってわかりやすい、イメージしやすい動きになるはずです。
そうすると、
「そうそう、そんな感じ」
とココロから伝えることができます。
そんな感じこそが一致感。
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