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ライターになりたい佐藤ともゑ(8)悩みごとを細分化する(悩みごとの解決方法)
以前、「私とバレットジャーナル」で、「日々の悩みを細分化する」ということを少し書きましたが、私は暮らしの中の問題を、小さく分けて考えることを習慣にしています。具体的には…。
① 何が問題か?
② どのような状態になるのが理想か?
③ どのような状態を避けたいか?
④ ③を踏まえた上で、②の理想と①の現実のギャップを埋めるために、とるべき行動は何か?
ポイントは書き出すこと。
①から④のフレームワークに当てはめて、ノートにどんどん書き出していきます。書くことには思いもよらないヒントを与えてくれる、強い力があります。
頭の中で考えているだけだと、同じことをぐるぐる考え続けてしまう(反芻思考といいます)だけで、思考が前に進みません。
そこで書き出す。
すると、考えが可視化されて、具体的な対策を講じることができるようになります。
ちなみに私は、PCよりも手書きが好きです。
手書きは、左右自由に行ったり来たり、矢印で言葉をつなげたり、図を書いたり、自在性があるところがおすすめです。
さて、具体例をあげてみましょう。
先日、夫と喧嘩したときも、このフレームワークを使って、気持ちを整理しました。
①(何が問題か?)夫と子育ての方針について口論になり、「もうリコンする!」と感情的に怒鳴ってしまった。気持ちがモヤモヤしている。
②(どのような状態になるのが理想か?)仲直りして、二人で子どもを育てたい。
③(どのような状態を避けたいか?)リコンは本心ではない。リコンはしたくない。
④(③を踏まえた上で、とるべき行動は何か?)子育てに対する主張は弁解しないけれど、感情的に怒鳴ってしまったことは謝ろう。そして冷静に話し合おう。
例は整理された文面になっていますが、実際のノートはもっと乱雑です。
うまく書こうとか、正しく書こうなどと思わなくていいのです。
こうして書き出すと、「リコンいう言葉が出てきたのは、それぐらい追い詰められている私のことを気遣って!というサインだったんだな」「本心は二人で協力して子育てをしたいんだな」と、自分の本質的な気持ちが見えてきます。
このフレームワーク、私はメンタル的な悩みだけでなく、例えば「キッチンの調味料の収納が使いにくいな」といった、物理的な問題にも当てはめて使っています。
そして④の行動を、さらに細分化してタスクとして予定に落とし込んでいけば完璧です。
違和感をキャッチしたら、細分化して考える。
そんなふうに習慣化すると、日々の生活が理想に向かって回りはじめますよ!
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