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脳の誤作動

パニック障害があるので、発作の予防のための、
家で出来る軽い運動などをしています。
というのも、
パニック発作は脳の偏桃体の興奮によって起こるらしいのです。
大昔、人間が猿だったころに、
獣などの外敵に襲われた時、
瞬時に、戦うか?逃げるか?を、
警告する役割が偏桃体だったそう。
脳が、「闘争か?逃走か?」と、
突き付けてけしかけているんですね。
その警告が誤作動を起こしてる状態が、
パニック発作なんだそうです。
その偏桃体の興奮を抑えるには、
戦うか逃げるかを決めればいいのですが、
実際の獣はいないわけですから、
戦うことも逃げる必要もない。
じゃあどうするかというと、
運動をして体を動かすことが、その代わりになるんだそうです。
体を動かすと偏桃体の興奮は次第におさまり、
発作もおさまるというわけです。
その話を聞いて半信半疑で少しずつ運動を始めたのですが、
この1年ほどは発作がだいぶ軽くなり、
日々を楽にすごせるようになりました。
それにしても人間の脳って不思議ですよね。
これだけ進化しても、いまだに大昔の機能が残ってるんですもんね。
結局は人間も動物なんだなぁと思わされますね。


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