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吹きとばせマイナス思考、開き直れ嫌な自分

わたしはよく、うじうじモードのマイナス思考に陥る。
ので、さらりと「考えたってしょうがないっしょ!」「死ぬわけじゃないんだから!」って切り替えられる人のことは、羨ましく思うことが度々ある。

マイナス思考は決して悪いことじゃないんだけど、切り替えられなくて自分が辛いから、やっぱりプラス思考になりたいと思ったりもする。

先日、生理前の情緒不安定で夜遅くまで眠れず。
うじうじうじうじ、ネガティブなことばかり想像したり思い出したりしてしまい、「寝れないよォぴぇん」と夫に泣きつく始末。
世の中のね、諸事情によりうじうじネガティブモードに陥ってしまった女性のことを支えてあげているパートナーの皆さんには、全員にわたしからもお礼を言わせて欲しいし頭が上がらない。

どうしたもんかと夜通し考えたんだけど、人間の思考回路って自分にしか見えないから、最後は自分で処理するしかないのよね。
脳内で分泌されるナントカホルモンの影響に自分で気づき、自分で適切に処置せねば。

わたしの四半世紀ちょっとの経験から言うと、マイナス思考のときは「とにかく動くこと」で、少しはプラスになっていくかなと思っている。

「とにかく動く」ってのは、要するに気晴らしのことだ。
美味しいものを作ったり食べに行ったり。
ジョギングやヨガをしてみたり。
家族や友達とアホみたいな話をしてみたり。
でっかい音でその時の気分にあった音楽を聞いてみたり。
おバカ動画を見てクスッと笑ったり。

中でもわたしが絶対的に信頼している気晴らしの方法は、とにかくすぽーんと服を脱いで風呂に入るということである。

湯船にお湯をたくさん張って、頭や体を洗ったら、ざぶーんだ。
熱めのお湯だと気持ちいい。
それでも気分が晴れないときは、頭まで潜って何秒息を止められるか数えたり、口からパカッと息を吐いてドーナツみたいな空気砲を撃って遊んだりする。
そして、「はあああぁ気持ちよかったー!!」って叫びながらお風呂から出るのだ。
で、服も着ぬまま体を拭くのもそこそこにアイスを食べたりなんかしちゃったり。
そうすると、さっきまでのうじうじネガティブな気持ちが小さくなっている。これはマジ。

しかしだ。マイナス思考に陥ったときって、体を動かし始めること自体とても頑張らないと難しかったりする。
あと、冷静さを取り戻せば「そうだ風呂に入ろう!!」と、なるのに、いっぱいいっぱいだと、風呂に入れば楽になるというわたしの定番ジンクスが思いつかなかったりする。

ここなのだ、問題は。

夫が一緒にいれば、「お風呂に入ってきたら?」と提案してくれる。
友達に相談出来れば、「美味しい物食べいこ!」って誘ってもらえる。
しかし一人の時はもうひたすらに、心も体もペタンコに潰れたまま布団に引きこもってしまう。

わたしはこの、ひと踏ん張りというか、自分で気づくということができない現状を、まだどのように処理していいか思いついていない。
解決方法についてはいまだ絶賛大募集である。
今こうしてnoteに記したので、今度落ち込んだ時はすぐにお風呂に入ることを思いつくといいなぁ。

ここまでは、「マイナス思考に陥ったとき」について考えてみたが、そもそも性格としてポジティブな人とネガティブな人とに分かれる。

ぶっちゃけるとわたしは自分がポジティブなのかネガティブなのか、どっちの人間かよく分からない。

以前この記事に書いたこともあるのだが、わたしは大学四年生の冬まで内定先がゼロだった。
春休みは就活と並行してやりたいことを続けたし、GWも「こんな時に採用面接してる企業とかむしろイヤだわ」とか言って遊んだし、夏休みもやりたい仕事が見つかったので準備はしつつも普通に思い切り遊んだ。
根本には、「ま、なんとかなるでしょ」という強気な自信があった。

これだけ聞けば「いやいやアンタはめちゃくちゃプラス思考で図太い神経持ってますね!!」と、思われるだろう。
わたしもそう思う。

ところがどっこい。
ガソリンのメーターが、使い古したiPhoneの充電のように、急に0になるかも…とか考えて、わたしはメーターが残り3になったら絶対に給油している。
以前給油する時間が無くてメーターが1になり、ガソリンマークが「ポーン」と点灯した瞬間には、変な汗が吹き出て、車が道で動かなくなり他の車に大迷惑をかけJAFを呼ぶという想像をしまくった。

夫と付き合い始めた頃は、浮気されて捨てられるという想像をしたし、結婚してからも不倫されて捨てられるという想像をたまにしてしまうし、酷いときは自分が病気になって夫を残し死別する瞬間の想像をしてしまう。

線路近くやガードレール近くを歩いているときは、電車や車が突然脱線してこちらに突っ込んでくるかもしれない。とか考えながら歩くことが少なくない。

こんな悲惨な思考回路も持ち合わせている。
思考の振れ幅がデカすぎて、自分で自分がわからない。(混乱)
きっと生まれ持った性格と、育った環境とが関係しているのだろうが。

こんな極端な思考のわたしとしては、ネガティブな性格をポジティブな性格に変えるというのは難しいのではないかと思っている。
性格や気質は、その人の生まれ持ったものや幼少期の経験の影響が強いと考えるからだ。

ただ、楽になれるよう心がけることはできる。

最初に述べたように、色んな気晴らしをしてみたり。

「あーでたでた、わたしお得意のマイナス思考ね。ネガティブモード入っちゃってマース。」と、いい意味で諦めて開き直ってみたり。


自分はこういう性格だと認められずに、そんなはずないそんなはずないって頑張るのはけっこうしんどかった。

今は、わたしってなんでこんな性格なんだろ!はーやれやれ仕方ねーな!と、開き直りつつ、じゃあどうするのがいいかと考えて生きるようにしている。

その方が楽しい。

自分の機嫌は自分で取れ?知らねーーーーー!


そんなわけで、わたしは今日も、「もうなんだか腹が立つし涙が止まらないのピエン」と、いつでもニコニコ優しくて可愛い奥さんを演じることは諦め、開き直って夫に泣きつき。

「ぶっ〇してやりたいヤツがいるの聞いて!!」と、子供が口にしてたらわたしでも叱るだろうなという汚い言葉を使ってぶちまける愚痴を、友達に聞いてもらう。


そうして、夫や友達が落ち込んだり腹立ったりしたときには、わたしもそうしてもらったように、共感し、励まし、受け止めて、例え他の皆が敵になろうと、最後まで味方でいようと思うのだ。

嫌な自分を認めて開き直るって、そういうことだと思ってる。




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