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食物アレルギーのある娘との生活



こんにちは

言語聴覚士で子どもの発達アドバイザーのタグチトモコです。


今日はいつもの発達障害の子向けの話とは少しそれてしまいますが、アレルギーについて書こうかなと思います。今、アレルギーのお子さんってけっこうおられますよね。

私の娘はアレルギーがあります。

息子は全くアレルギーがなかったので、娘のアレルギーがあると分かった時には受け入れるのに時間がかかったのを覚えています

アレルギーが分かってからのこれまで経緯や私の気持ちの変化などをご紹介しながら何かみなさんの参考になればと思います。


ちなみに現在小学校2年生の娘には
卵、牛乳、ウサギのアレルギーがあります。

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離乳食を全く食べない赤ちゃん


娘は産まれてすぐから目やにが多く、目薬をすぐに処方され、退院後も時々眼科のお世話になっていました。長男に比べて乳児湿疹もひどめ。
今思えば典型的なアレルギッ子だなと思いますが
当時は元気によくオッパイを飲んで寝る、手のかからない子だったので特に心配はありませんでした。


ところが唯一頭を悩ませたのが
『離乳食』

割とゆっくりめの時期に始めたのに離乳食を全くたべたがらなかったんです

食材、味付け、硬さ、温度…

何を工夫しても全く受けつけてくれず。
口にするのは、オッパイか赤ちゃんせんべい…


慣らし保育が11ヶ月から始まるのを前に、
『こんなに食べなくて保育園の給食どうしたらいいんだろ』と頭を抱えました

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その頃、大阪で10人の子どもを育てながら助産師さんをしている助産院ばぶばぶのHISAKOさんのblogをよく見ていました。


当時まだ無料メール相談をしてされていたので思い切って、離乳食のことを相談してみました。


お返事には
私の不安に優しく共感してくださり
・離乳食を食べる食べないの個人差はかなりあること
・オッパイ大好きな子は食べない子が多いこと

など私の心配を吹き飛ばしてくれるあたたかい言葉がならんでいました。



ただ、そこに
『アレルギーを持っている子は、本能的に異物を体内に取り込まないようにしてる子がいて離乳食を食べないことがある』
と、たくさんの経験からの一言が添えられていました。


まさか娘はアレルギーはないだろうと思い、半信半疑でスルーしつつも少し気になっていました。

でも次第に娘は乾燥すると湿疹が増えてかゆがり、皮膚科を受診することが増えていきました。もしアレルギーだったら、もしアトピーだったらどうしようと思いつつ、薬を塗ってキレイになった肌をみては
『ほらやっぱりアレルギーじゃない。大丈夫大丈夫』と自分に言い聞かせていました。

でも実は私とっても不安だったんです…


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初めてのアレルギー反応


ある日
あまりにも離乳食食べない娘にこれなら食べるかもと選んだのが
赤ちゃん用のヨーグルト。


試しに食べさせてみようと購入しました。娘は思いの外、気に入って
小さなパック1つを完食できました。

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うれしくてうれしくてご機嫌で過ごしていると30分後、娘は号泣‼

こすっている目を見ると真っ赤…

泣いている声はどんどんかすれていき、しまいには泣き声も出せなくなっていきました。


大慌てで小児科に駆け込み。
受診している間に症状はおさまり、特に処置なく済んだのですが

『念のため乳製品は取らないように』とDrからお話がありました。


どうしよう‥‥

・アレルギーなのかな
・この先、乳製品取れないなんてかわいそう。
・食べたいものがあっても自由に食べられないんだ
・これから仕事復帰もするのに除去食なんて不器用な私に出来るわけない

たくさんのネガティヴな気持ちがうごめいて

最終的には
『元気な体で産んであげられなかった。悲しくてこのことを誰にも知られたくない。』

とすっかり落ち込んでしまったのです。


アレルギー反応が初めて出てぐったりの娘
それを心配してずっと気を張ってた5歳の息子

お風呂から出ると2人とも脱衣所で寝てしまい…

寄り添う2人の寝顔を見て
色んな気持ちが入り混じって涙が止まりませんでした。

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少し長くなりそうなので続きは次のnoteへ

器のちっちゃい私がモヤモヤ悩んでいたことやクリニックでの負荷テストのことを書いていきますね。

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