わが家の子どもたちのお手伝いとおこづかい事情。
時々Instagramのストーリーで、子どもたちの様子を子育て日記的に載せることがあります。その中で息子が毎日夕飯を作っていることを載せると
、ご質問をいただくことが多いのでそのことについて今日はnoteに書こうかなと思います。
息子がわが家のシェフになった話。
うちの息子は今日15歳になりました。
中学3年生です。
友達とゲームと部活が大好きな男の子です。
息子が中2の頃、情報番組で中3の男の子が予算内に夕飯を作ったら残った金額はお小遣いになるチャレンジをしたら1か月続いてスイーツまで作るようになったみたいなことが特集されているのを偶然見ました。(↓おそらくこの記事のご家庭)
コレ面白い‼でも全く料理なんかしたこともないし、興味もない息子がやらないだろうなと思いましたが、「こんなことしている子がいるよ」と伝えてみました。すると意外や意外「えーそれで金がもらえるならやってみたい」とのお返事。
このご家庭ルールは
ただ家族の人数もいろいろな事情がわが家とは違うので
こんなルールにして試しに1週間してみました。
息子と買い物に行くと「牛肉と豚肉って値段が結構違うんやな」「コレ買いたいけれど、ここは節約するか」などいろいろ発見があったみたい。
コロナで部活も休みになったりしていたのもちょうどいい暇つぶしになったようでした。
ひとまず1週間続けてみたところ、「続けてみたい」との打診が。
ただ息子的には
が、めんどくさいらしく…
ここを私がしてくれて、月いくらかでどうか…とのことでした。
めずらしくやる気なので
という条件を提示したところ、やってみることになりました。
なんとそこから今日まで約1年3か月息子のお料理チャレンジは続いています。作れるメニューも増え、夕飯作ってくれている間、私は仕事をしたり、他の家事ができるようになって助かっているので微々たるベースアップですが、月2000円(年2回の賞与)にしています。
息子のお料理チャレンジで私が気をつけたこと
きっと途中で「めんどくさい」と根をあげると思ったんですが、続いていることに私が驚いています。これまで息子が長く続けていることと言えばゲームくらいなので(笑)
おそらく手先が器用な方で思ったより負担なくできてるというのと、やってみたら意外とキライじゃなかったって感じでしょうか?
私が息子のお料理チャレンジで気をつけたことがあります。
それは一応思春期男子。アレコレ口出しされるのがNO thankyouのお年頃。
なので、アドバイス、文句は一切しないようにしました。
気を付けたのはこの2点。
①情報提供に徹する
②相談された時は秒で答える
料理をしているのを見ると「煮物の方が時間かかるから先にした方がいい」「あー千切りはもっと細くしてほしい」とかいろいろと言いたいことはあります。ただ、思春期は「自分のやりたいようにやりたい」「分からんことだけ教えて」を大事にしてあげた方がいいので、
これは発達障がいの子たちの思春期支援を参考にしています。
定型発達の息子にもこれがとても心地よい関わりになったようです。
ちなみに『いちょう切り』とか分からないので、雑なイラストで書きました。
キャベツの千切り、数本細いのができている時に「こんな細く切れるんだ、すご」とボソッとつぶやくと、次のサラダからめちゃ完成度の高い千切りが登場しましたw。
わが家のお手伝い事情
わが家はお手伝いでお金をあげることは、実はしていません。
息子は洗濯物を取り込むこと、娘はお風呂を洗うことを家族の役割としてのお仕事としてやっています。これにはお金は発生していません。
家族としての役割として取り組んでもらっているのでそこに報酬は出さないようにしています。
その代わり家族の役割としてのお仕事プラスαでしている今回のお料理について「家庭内バイト」という位置づけでしてもらっているので、ここに関してはお金が発生しています。
実は娘も週2回家の拭き掃除をする家庭内バイトをして月500円をしていましたが、だんだん言わないとしなくなり、いやいややるようになったので娘と協議の結果、このお仕事はいったん終了となりました。(家族としての役割のお風呂掃除だけしています)
わが家のお小遣い事情
わが家は、中3の息子も小4の娘もお小遣いを1円も渡していません。
どうやって子どもたちはお金をやりくりしているかというと
中3男子のお金事情
息子は小5くらいからもらったお年玉を全額渡すようにしました。そのお金で1年間やりくりをしてもらいます(時々あるじいちゃんばあちゃんからの臨時収入も全額渡しています)。
私がお金を出すもの
→衣類や文房具などの生活や学習で必要なもの。
友達と遊びに行くときの交通費や昼ご飯代、チケット代
息子がお金を出すもの
→おもちゃやゲーム、漫画
すでに必要な分あるけれど、それでもプラスαほしい文房具や衣類
友達と遊んだ時のジュースやおやつ代
こんな感じで分担しています。
お年玉を全額渡す前はおもちゃやゲームなど、私のお金で払うので「んーこれいる?」みたいなのが結構ありましたが、そのストレスがなくなりました。
もちろん小学生の頃は一気に使って足りなくなったりしました。そんな時には読まなくなった本や当時大好きだったデュエルマスターズのカードを売って資金調達してデュエマの強いカードを買ったり、自分なりにやりくりするようになりました。
デュエマのカードを1500円払って強いカードを買ったりするのには、私自身すごく抵抗がありました。だって300円くらいで3枚くらい入ってのに…。
でもその強いカードは何回300円使ったら出るかもわからない、〇日にAくんと遊ぶときにはほしい、そんな想いで1500円払ってカードを買った時のうれしそうな息子の顔を見ると、私の価値観と息子の価値観は違っていて、1枚のカード1500円払ってもほしい世界があるんだと初めて学びました。
大きな買い物としては何年分かのクリスマスと誕生日のお金とお年玉をやりくりしてplaystation5を買っていました。
小4女子のお金事情
娘はまだ全額渡しておらず、私と娘で共同管理している感じにしています。息子と同じように私が払うところと娘が払うところを分担しています。
あまりゲームを買いたい、おもちゃを買いたいという欲がなく、ガチャガチャしたい、100均でお友達とおそろいの○○が欲しいという感じなので、財布のお金が足りなくなったら、私のところに言いに来て必要な分だけ出すというスタイルです。
来年くらいから全額渡して管理してもらおうかなと思っています。
最後に
息子のお料理チャレンジについてSNSにあげると
・どうやってお料理するようになったんですか?
・お小遣いはどのくらいあげていますか?
などご質問いただくことがあったので今回はnoteに書いてみました。
息子については、映画やカラオケ、ボーリングなどお金を使う遊びが増えてきたので、今のように行く度に息子が請求して私が払うシステムをお小遣い制にした方がいいかちょっと悩み中です。
お料理ももう私が作れるご飯のほとんどを作れるようになってきたのでもう少し賃金アップしようかと思ったんですが最近、夜に部活の子と地域の人たちと卓球をしにいったり、塾があったり、帰ったらお昼寝してて起きない・・などで作れないことが少しずつ増えてきて、金額を減らすか据え置くか増やすか検討中です。
成長に合わせて、子どもたちと相談しながらみんなにとって納得がいく形にしていきたいなと思います♡
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