大切な1日
8月
日曜日 家族の 女性チームで
お墓参りに行った
年老いて 体調のあまり すぐれない母と
偶然休み だった次女
休みを合わせてくれた長女
忙しすぎて 顔色の悪い 妹 笑
そして 私
２つの離れた お墓を
長女の運転する車と
私の運転する車に別れ出発
母方のお墓は 古く 複雑に入り組んでいて
私の運転する車は 駐車する場所がなく
1人でお墓から 出てしまい
もとの場所に 戻るには かなり 大回りを
しないと ならなくなってしまった
しかし 方向音痴の 私は もとに戻れず
違う場所に やっと 車を止めたが
お墓の場所が 複雑で 広すぎて
迷ってしまった
珍しく 天気が良く 脱水症状になり
動けなくなった 私を
妹と 長女が やっと 見つけだし
連れ出してくれた
何と情けない事か 皆んなの貴重な 時間を
沢山 奪ってしまった
しかし 家族の誰も 私を責めず
「ここは 迷いやすいんだよ 私もよく迷うよ」と 妹が 優しく言った
責められないと言う事が気持ちを楽にしてくれた
二箇所目の お墓は 慣れているので
迷う事なく 穏やかに 終える事が出来た
すると 妹が母に「写真を撮ろう」と言った
めったに そんな事言わない妹
私と 長女は なんとも言えない気持ちになった
この感覚は その場にいないと わからないだろう
私たちでないと わからないだろう
でも 誰しもに あてはまる思い
年老いた母
いつ お別れが来るかわからない
私達は 近い将来 来るであろう それを
ひしひしと感じ
恐れているのだ
母は 長生きしたくない 早く卒業したいと
何時も 言うが
願わくば 少しでも長く 母といたい
私達は 母の笑顔を見ながら
強く強く 願っていた
そんな 今年のお盆 お墓まいり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？