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不定期連載 私的フロンターレ通信 2022/02/28号

こんにちは!

さて、Jリーグ開幕しました。2/26の鹿島戦終了後、2勝1敗。

メンバーの入れ替えは少ないですが、ボール回しのスムーズさに欠けている印象を受けます。

選手には明るく前を向いて、フロンターレらしい魅力的なサッカーを展開してほしいところです。

また、サポーターの皆さんも、変わらずに前向きな応援で良いスタジアムの雰囲気を作っていってください!!

横浜Fマリノス戦を現地で観戦してきました。

前半に1点を先行したものの、後半に4失点。。。仲川選手の2点目はスーパーでしたし、ゴラッソですね。

私が振り返りたいのは3つの失点のシーン。せっかくなので、GK目線で失点を振り返ります。

1点目は左サイドからのクロスを中でエウベル選手に合わされました。打点の高いヘディングでソンリョン選手はノーチャンスでした。

その前のシーンでチャナティップ選手が怪我でアウトとなり、戻れるかというところで少し選手の集中が途切れてしまったかも知れません。

あの場面でピッチに戻らせるとボールの近くとなるため、審判は認めなかったのでしょう。

2点はキックオフ直後のボールをカウンター的に縦に早く突かれて、クロスを仲川選手に合わされました。これもキーパーとしてはノーチャンス。

気になったのは、キックオフのバックパスをセンターバックが左足で前方にフィードしようとしたシーン。後半開始の時も同じキックでした。

両方とも上手くいかず、相手に取られています。

キックオフの最初の展開はある種セットプレーに近い蹴り方ができますので、より精度の高い利き足を使った方が良いと思いました。

細かい点ですが、ここまでレベルの高い戦いですと、些細なプレーが点に結びつきます。

3点目はミドル気味でエウベル選手に決められました。

ソンリョン選手が動けなかったので、おやっと思いましたが、ブロックにいた橘田選手のかかとに当たって、方向が変わったようです。

これもGKとしては、「味方に当たって、方向が変わった」「間に相手と味方がおり、見えにくかった」と言う意味で、止めるチャンスはほぼなさそうです。

(フロンターレのYouTubeでGK練習にてディフレクション対応の面白い練習を取り入れていました)

※近くにいたお子さんが「ソンリョン止めてよー」と嘆いていましたが、GK目線では難しいと答えたいと思います

ただ、GKとしてセービングするチャンスはないですが、1つだけブロックする方法があったと私は捉えています。

それはブロックに行った橘田選手はスタンディングではなく、スライディングで体で止めに行けば、少なくとも違うコースになった可能性があるということです。

私がGKコーチであれば、失点を振り返るとしたら、その場面で
「ケント、スライ」というコーチングができたかです。

GKが止められるシュートは限られていますし、ソンリョン選手はかなり守備範囲が広く、非常に良いGKです。クロスの対応もハイレベルです。

基本的には4失点ともにGKとしてはノーチャンスでした。(コーチング面は改善があるかも知れませんが)

ソンリョン選手は現在のJリーグでNo.1 GKですし、日本代表に欲しいレベルです。

また、横浜のGK、高岡選手もビルドアップに積極的に参加していました。

高岡選手が高い位置でビルドアップすることにより、センターバックは普通より少し高いポジションを取れますし、サイドバックをより前に押し出すことが可能となります。

現に川崎はサイドバックを掴み切れず、松原選手が高い位置で自由に配給できて、川崎のDFラインを下げて、マリノスが相手のハーフコートでサッカーをしていました。

1つ1つの技術、判断ともにレベルが高く、好ゲームを日本で観戦でき嬉しく思いますし、Jリーグのレベルがもっと上がっていくと、我が国のレベルがさらに上がると感じました。

さて、「私的」フロンターレ通信なので、フロンターレ以外のことも取り上げます!

横浜FCのホームゲームも2試合観戦しました。長谷川選手、イサカゼイン選手2人とも精力的なプレーを見せ、チームを牽引しています!

試合を見て気付いたのですが、小川選手とイサカ選手は2人とも桐光学園でしかも同級生なんですね。

高校を卒業して、それぞれ別々に頑張ってきた仲間とプロになって再開というのは傍から見ていて、素敵だなと思いました。

長崎戦のイサカ選手は、攻守に精力的で今後が楽しみな活躍をしてました!

長谷川選手も移籍早々キャプテンを任され、チームをプレーでも精神面でも引っ張っています。引き続き、横浜FCの試合も観ていこうと思います!

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