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かわいいと、面倒くさいは紙一重。

「ミルクください!」
が、最近の娘のキメ言葉。

ごはん中に、お風呂上りに、リラックスタイムにYouTubeを見ながら。

「ミルクください!」

もう6歳だから、なるべく自分で入れてもらうようにはしているけど。背伸びしないと届かない冷蔵庫、ぷるぷるしながらゆっくり注ぐ姿を見ていると、こぼすんじゃないかってソワソワして、むしろ疲れる。

しかも、牛乳の残りが少ないとブンッと振って中身の有無を確かめるから、ヒヤヒヤする。

「残りちょっとやな」

と、ニヤリと笑うのは可愛いけれど、万が一牛乳がこぼれたら面倒くさい。。。

夕飯のカレーを一緒に作る。
「カレーなら野菜いっぱい食べれるやろ?」
と「野菜食えー!」とうるさいぼくに返す娘からの提案。

玉ねぎも、人参も、じゃがいもも。
シメジやナスにブロッコリー。
ここぞとばかりに、家にある半端な野菜をミキサーへ。カレーという免罪符を得た野菜たちは、容赦なく娘の胃袋へと越境する。

そんな、なんでもカレー。
じゃがいも、人参、シメジなどを娘がザクザクと切っていく。
あんまり見てるとソワソワしちゃうから、娘の包丁さばきは横目でチラ見程度。

いつまでも切り終わらないなと思って見れば、綺麗な5mm角に切り揃えられた野菜たち。

「綺麗に切ってくれたから、ミキサーしないでそのまま煮込もうか」

と、グツグツ。

時間はかかるし、ソワソワもするけど、「やりたい!」って気持ちは尊重したい。
なによりも、「あたし、やってやんで!」的な「感謝してや!」的な感じが可愛くもあり。

面倒くさいんだけど、まあ可愛い。

ぼくと一緒に入ると、娘のお風呂はかなり長風呂。
人形遊び、野球、鏡にお絵描き。とにかくいつまでもあがろうとしない。

でも、ママと入るときはもう少し短め。

「ママとはなにして遊んでるの?」

そう聞くと。

「内緒やけど、人形ごっこも野球もやらへん」
と言う。

それじゃ、なにやってるのか気になるところではあるけれど、とにかくもう少し早く上がって欲しい。

「パパと長く入るのが楽しいの!」

はぁ。パパの扱いをよくわかっていらっしゃる。

毎回のぼせそうになりながら、それでもそう言われちゃえば悪い気もしないもんだから、娘からしたらパパなんてチョロいもんだろう。


子育ては、9割9部が面倒で。
でも、ほんの少しだけ「かわいい」がそれを上回ってくる。

だから、ヘトヘトのグッタリでも、ついつい言うことを聞いてしまうのだ。


では、また明日。


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