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子育ては「親と子の信頼関係をつくること」
子どもが大きくなってくると、子育ては「親と子の信頼関係をつくること」だなぁと思うようになった。
小さいうちは、「お世話」だったり「安全、生存を守ること」だったりするのだけど。そうした育児はだんだん少なくなり、つまり自律してきて、大切なのは関係性になってくる。
▶ 親として、子どもに信頼されているか?
親子と言えど、そこは人間関係。
子どもから「親だから」信頼されるなんてことは、だんだんなくなってくる。
周りに色んな大人が増え、友だちも増え、子ども自身の人間関係が広がっていけば、唯一無二の存在だった親は、イチ大人でしかなくなってしまう。
親は周りとの比較対象になるし、「親だから正しいに違いない」なんて思われなくもなる。
日々の生活の中で、ちゃんと信頼関係を育んでおかないと子どもからの信頼なんて簡単に失われてしまうのだろう。
高圧的な態度だったり、嘘をついたり、約束を守らなかったり、お座なりに相手をしたり、馬鹿にしたり、逆にへつらったり、おもねったり、依存したり、依存させたり。
適切な距離感と、ひとりの人として尊重した接し方を忘れてしまえば、友人や知人と同じように離れていってしまう。
▶ 子どもを客観的に信頼できてるか
信頼関係は一方的なものではなく、相互に築いていくものだ。
子どもから信頼される親であるべく接することと同じように、子ども自身がどれだけ信頼を裏切らない言動をするかを、客観的に観察していかないとならない。
子どもって、保身のための嘘や誤魔化しを平気で言う。あ、大人もか(笑)
やったのに「やってない!」と言ったり。あることないこと盛って大袈裟に話したり。
ひどい場合だと、自分のついた嘘をいつの間にか自分でも本気で信じちゃったりし始める。
嘘をつくこと。話を必要以上に誇張すること。
本人に悪気はなくても、そうした嘘を付くことがどれだけお互いの信頼を損ねるか。それはちゃんと伝えないといけないと思う。
嘘がわかりやすい、小さい頃からフィードバックしないと「嘘ついてもバレない」と嘘の成功体験が積み重なるほど、嘘で大人をコントロールできると思いこむようになる。
この「悪気のない嘘」は、下手をすればいじめに繋がるし、大人になってからも、決定的に信頼を失う言動の元になるかもしれない。
親子は、ある程度の信頼が担保されてる関係でもある。
だから、そう簡単に関係性を終わらせるなんてことにはならない。
ならば、信頼関係を育むってことを親を使ってたくさんトライアンドエラーすればいい。
勉強やら受験やら習い事やらに夢中になる前よりも。
親として、信頼の練習台になることは大切なことだと思うのだ。
では、また明日。
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