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字を書いているのは手ではなく“記憶”だったのか!

字を人並みにキレイに書けるようになりたい。

そう思ってから毎日、隙間時間を見つけては練習をしている。そんなに簡単にキレイにはならないが、ひとつだけ、自分がなぜ字が汚いのかがようやく判明した。


それがわかったのは、この本を買ったから。

字の練習帳を選ぶときのポイントとして、見本の字を好きになれるかどうか、というのがある。真似したくなるような先生を見つけるのが、大切とのこと。
そこでネットやら書店やらで色々と探して見つけたのがこの本。

パラっとめくって「おお! この字は素敵だ!」と思い、そのあと何気なく最初のページを開いた。するとそこには。

字は“記憶力”でうまくなる!

とあった。
字は手だけで書いているのではなく、脳で書いているのだと。
たしかに「丁寧に書けば綺麗に書ける」なんて字の綺麗な人に言われるのだけど、書きながらどんな字が綺麗な字なのか、うまくイメージができないのだ。


どの線がどのくらい長くて、どんなバランスで、曲線はどのくらいの角度だと綺麗な字になるのか。
それがわからないから、ゆっくりと真剣に書いたところで丁寧な汚い字ができあがるだけだった。


つまり、ぼくの脳内には綺麗な字がインプットされていないのだ。インプットされていないんだから、綺麗な字の再現だってできるわけがない。


そのことに気がついてから、なにに気をつけて練習すればいいのかがわかるようになった。
見本の文字を徹底的に再現するのだ。
線の角度、バランス、丸みの帯びかたや点の位置まで。同じ枠内に書いたならピッタリと重なるように。


すると、面白い現象が起こりはじめた。
練習をした字は、なんとなく見本に近いようにかけるのだけど、練習してない字は汚いまま。
練習をしていないから、どんな形が正解なのかのイメージが全くわかないのだ。


まずは一通りひらがなを覚えきってしまおう。
この練習帳には、漢字も数字もアルファベットも載っている。
この本をマスターできれば、人並みの字をゆっくりなら書けるようにはなっていそうだ。

では、また明日。

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