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子どもの好き嫌いは親のせいじゃない。

食べ物の好き嫌いってなんだろうな。

娘は6歳で、まだたくさん食べたくないものがあります。

そう言えば昔、「美味しいものをちゃんと食べさせていれば好き嫌いなんてしないですよ。実際、うちの子は好き嫌いなんてありません」と謎の上から目線コメントをもらったことがあります。

でも、好き嫌いが多い子どもの親代表として(勝手に!)言うとしたら、それは100%関係ありません。
シェフや料理家の子どもが偏食だなんて話はざらにあるし、どんなに料理が苦手な家庭の子どもでも好き嫌いのない子だっています。

好き嫌いなんて、個性に過ぎない。

とはいえ、親が子どもの好き嫌いを恥ずかしがる気持ちってあると思うんです。
だって、自分の料理がまるで下手な象徴のようだし、ちゃんとしたものを食べさせていないみたいだから。

そういう気持ちを逆手に取った親マウンティングみたいなのって、みっともない行為だなぁとつくづく思います。

さて、話はだいぶ逸れましたが。
娘は好き嫌いが多いのです。

そんな中。
妻が厳しく注意することがあります。

それは、食べ物を不味そうに扱うこと。

肘をついて、いかにも嫌そうに食べ物を眺める。
突いて転がして、匂いを嗅いで顔をそむける。

つくった人に失礼だし、何より周りが不愉快な気持ちになりますり
だからそうした態度に対しては、その食べ物を嫌いで食べられないことの何倍も厳しく注意します。

食べ物の好き嫌いは、そのうち減っていく。
娘も昔に比べたらだいぶ食べられる物が増えてきました。

だけど、食べる態度やマナーは好き嫌いとはまた違った意味で学ぶべきことです。

いまはまだ。
注意されて、意識的に直そうとする理性と、思わず顔や態度に出てしまう本音との葛藤がすごい。

「おいしー!!」と満面の笑みで言った直後に、この世の終わりのような絶望的な顔をしてうつむいていたりします(笑)

べつに嘘ついて「おいしー!」ってしなくてもいいのですが、そこらへんのバランスはなかなか難しいようです。

こうして考えてみると、あらためて子どもの好き嫌いって難しいなと思います。

親の気持ちの問題。
子どもの健康への心配。
残されることへの苛立ち。
食事のマナーの課題。

大抵は時間が解決してくれると、わかりつつも、いまこの瞬間の食事の時間をどう子どもと過ごすか。

好き嫌いから生まれる、その煩わしさはまだしばらく続きそうです。

では、また明日。

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