家が子どもたちにとって、安心で安全な場所でありますように。
東京は夕方、すごい雷雨だった。
娘は雷が怖いらしく、大きな音がするときゃあきゃあ騒がしい。
雷雨の中、ひとりで帰ってくるのは心細いだろう。
そう思って、久しぶりにスクールまで迎えに行くことにした。
出がけに玄関を見ると、傘も長靴もそのまんま。急いで長靴を袋に入れてカバンに突っ込み、娘の傘を持って家を出た。
すごい雨。
傘をさしていても、ズボンがグッショリ塗れる。
こんな雨の中、外に出るのは久しぶりだった。もともと、家から一歩も出なくてもできる仕事。豪雨の中、外に出る必要なんてなかった。
土砂降りの中、バスに乗り込み10分もすると、雨はほとんど止んでしまった。
小雨となった道を、スクールに向けて歩く。
学校帰りの子どもたちが、大騒ぎしながら通り過ぎていった。
夕方16時。
いつもだったら、子どもが帰ってくる、晩ごはんの準備をしなくちゃ、買い物に行かなくちゃと、慌ただしくて少しイライラする時間。
でも、はしゃぎながら走りすぎていく子どもたちを見ると、みんな家に帰るのが待ち遠しいように見える。
家でTVを見たいのかもしれない。お腹が空いて、夕飯が楽しみなのかもしれない。パパやママに話したいことがいっぱいあるのかもしれない。
「ただいま!」ってでっかい声で騒ぎながら、家に入るのかな。
こんな子どもたちの、帰るのが楽しみな笑顔を守っていきたい。
家が、安心で安全で、できるなら幸せな場所でありますように。
スクールに着くと、娘が嬉しそうに迎えてくれた。
「手をつなぎたい」と言うから、手をつなぎながら歩く。
晩ごはん、楽しみだねと笑いながら、ぼくたちも家路についた。
では、また明日。
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