「片付けが自分ごとから『家族が心地よく暮らせるためにやりたいこと』に変わった!」家族のために3ヶ月で汚部屋から脱出できた理由。
☆最初にかんたん自己紹介
「10年後も”ただいま!”って帰りたくなる家庭にしよう」を志として”家事シェア”を提唱。元インテリアコーディネーターとしての経験も活かし、家族の「関係(家事シェア)」と「環境(部屋づくり)」をサポートしています。
今日は、ずっと片付けに挫折し続けていたYさんが「片付けが自分ごとから『家族が心地よく暮らせるためにやりたいこと』に変わった◎」その理由と、そこまでの変化の物語をお話します。
「汚部屋から脱出したい」
「家事なんて本当は好きじゃない」
という方は、Yさんの中に変えたい自分と、変わっていく自分の未来を見出すことができるかもしれません。
▷ 「片付けられない」ひとりだった。でもいまは、自分の歩みが誰かの励みになるかもしれないと思えている。
「片付けが自分ごとから『家族が心地よく暮らせるためにやりたいこと』に変わった◎」
そうしたメッセージを残して卒業していったお片付けBootCamp!4期生のYさん。彼女はコミュニティの中で、
子供の頃から片付けられない。。。
結婚しても家事も片付けも嫌い。。。
家事をやりたくないから仕事してる😁と公言するほど
と言っていました。お片付けのコミュニティと言うと、どうしても「苦手と言いつつじつは結構デキる人がもっと上を目指す場所」や「強い意思を持ってるバリバリの人」が集まっていると思われがちかもしれません。
でも、Yさんはこれまで何度も汚部屋脱出を試みては挫折してしまい、悩んでいたからこそ「片付けられない」と悩んでいる人の励みになればと、最後に自分の片付けの歩みを投稿してくれたのです。
ほんの3ヶ月前までは、自分がその「片付けられない」と悩む側だったはずなのに、卒業するときにはいままさにがんばっているメンバーに向けて「自分の歩みが励みになるかもしれない!」って言ってくれるようになった。
▷ まさに汚部屋からの脱出劇! Before-After
これまで何度も挑戦してきたものの、なかなか片付かなかったBeforeリビング。
お子さんの勉強スペースのBefore。
じつは、この状態になるまで数年間。Yさんは自分でがんばり続けていました。
数年前はもっともっと物が多い状態だったのです。
そこから、わずか3ヶ月。
床の上だけじゃなく、棚の中まで収納用品を整え使いやすく整理整頓されています。
あらためて写真を貼り付けていて信じられない気持ちでいっぱいになってしまいました(Yさん、ごめんなさい!)。
Yさんも、前回ご紹介したAさん同様に自分の力でここまで片付けてきたんです。
数年間挫折し続けてきたのに、たったの3ヶ月で、自分の力で。
いまでは、当時のお部屋の様子が思い出せないほどだとのこと。
▷ ずっとがんばってきたことが、花開いた!
こんな素敵なBefore-Afterを見ると、ついつい「全部お片付けBootCamp!のお陰だぜ!これまでできなかったのがたった3ヶ月でできちゃったんだからな!」って暴言を吐きたくなりますが、全然そうではありません。
Yさんは、「片付けをどうにかしよう」と決めた数年前に片づけアドバイザーの石阪京子さんのメソッドを実践していました。
お片付けBootCamp!内でも、度々石阪さんの本などに書かれているメソッドを紹介してくれたり実践の様子を投稿してくれたりしています。
お片付けBootCamp!では、特定のメソッドを推奨することはありません。
ぼくなりの片付けの手順などは伝えますが、誰のメソッドを紹介しても実践してもいい。むしろそれが、メンバーが新しいメソッドと出会う機会になると考え、推奨しているほどです。
Yさんの中には、数年間トライ・アンド・エラーしてきた片付けの知識やメソッドがすでにあったのです。武器は持っていた。戦う準備もできていた。
あとは、誰かが背中を押し続けるだけだったんです。
お片付けBootCamp!は、背中を押し続ける場所です。
言ってしまえば、ただそれだけのサービス。
これまで色んな本を読んだり、セミナーに参加したりしたけど自分だけではなかなかやり切れなかった。その努力はちっとも無駄じゃありません。
これまで学んできたメソッド × お片付けBootCamp!
その知識をブーストすることこそが、BootCampの役割なのですから。
▷ 諦めずに何度もゴールをイメージし続ける事が大切
片付けが少しずつ進んできたYさんは、途中からパートナーを巻き込みつつ部屋づくりを行うようになりました。
そのとき参考にしてくれたのが拙書「家事でモメない部屋づくり」とのこと。
この本に乗っているワークを実際に家族でやりながら進めていたと教えてくれました。
※ Kindle Unlimitedに入ってる方は無料で読めます!
最初はゴールがイメージできなくても、進めるうちにしっかり見えてくるので諦めずに何度もゴールをイメージし続ける事が大切
Yさんは、あまりイメージが沸かない状態から、それでも諦めずに何度もゴールをイメージし続けたのです。
何もなくなったリビングを家族みんなで作り上げていくのが一番の楽しみです♥️
床がすっかりキレイになり、部屋がさっぱりした7月。自分だけでがんばり続けていたお片付けは、家族みんなで作り上げる部屋づくりへと変わっていきました。
卒業後も、家族で水回りの片付けをしたり、ご褒美にみんなで外食を楽しんだりしながら片付けを習慣化し続けているようです。
▷ 「散らかってても死なない」から「どうありたいか」に目を向けられた。
この記事を作るにあたり、Yさんからメールを頂きました。
爆弾のように投下した過去からの振り返り写真を見つめ、なんで私は片付けられなかったんだろう?と振り返りをしました。
結論『散らかってても死なない』という『片付けをしない究極の言い訳』を自分自身にし続けていたんだと気がつきました。
改めてBoot Campで『どうありたいか』『なんで片付けたいのか』
を考え続け、片付けることを最優先に行動した結果、自然と自分の中に何十年もあった固定観念を上書きする事ができたのだと思います。
改めてBoot Campの3ヶ月が私の人生のターニングポイントとなったことを実感しています。
片付けって、それ自体が目的ではないとぼくも思います。
片付いた部屋の定義も人それぞれで正解なんてない。だからこそ「散らかってても死なない」と思い続けることだってできるわけです。
でも、そうじゃなくてYさんの言うように「どうありたいか」「なんで片付けたいのか」を考え、その結果が部屋に反映される。
そうだとしたら、片付けをすることで人生が変わるというのも、あながちない話じゃないなって思うのです。
▷ 片付けのメソッドよりも、片付け続けるガソリンを注入する場所。
Yさんは、「仲間と励ましあったり情報交換をすることで、1人ではやり遂げられなかった片付け目標をクリアできた。同じような状況の仲間と出会えて、自分だけ片付けられないのでは?という不安がなくなりました」とおっしゃって下さいました。
その励ましあいこそが、片付けるためのガソリン注入だと思うのです。
なんだかんだ、部屋で一生懸命片付けたのはYさん自身であり、それに触発されて動きはじめたご家族の力。
自分で片付けをやりきれたことは、やっぱり大きな自信になっているのだと思います。
Yさんのように。
これまで片付けの本を見たり読んだりしてきた。
お片付けのセミナーにも参加したことある。
片付けのサービスをお願いしたことがある。
長年、どうしても片付かなくて挫折してきた。
という方は、もしかしたら片付け続けるためのガソリンが足りていないだけかもしれません。
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