子どもに自分の夢を押しつける?

うちの子どもにはアイドルになってもらいたい。
うちの子どもには医者になってもらいたい。
うちの子どもには東大に入って欲しい。

わが子に対して、輝かしい期待をする親は多いかもしれません。
子どもの職業や学歴を親が選択しようとすることに対して、ぼくはかなり違和感を感じます。

だけど、

うちの子には自分で考える子になって欲しい。
うちの子には海外を目指して欲しい。
うちの子にはプログラミングを身につけて欲しい。

職業や学歴よりも抽象度が高くなったらどうだろうか。少しは、感じていた違和感も和らぐかもしれません。

どこまでが親のエゴで、どこからがエゴではないのか。

わが家は、幼児期を自然の中で目一杯遊びながら過ごして欲しいと思い、東京から京都まで幼稚園を見つけてやってきました。

そして、東京にあるオルタナティブスクールに入れるため(妻がそのスクールの理事長に就任することになったなどの理由もあるけれど)東京へと戻ります。

親が子どもに、こういう環境で育って欲しいという強い思いを持って、環境を決めています。

これは、エゴではないのだろうか?

▷ 選択しない覚悟を持てたらエゴじゃない

幼稚園に入って、娘が馴染んでくれるかどうかが本当に心配でした。

と、言うのも。

3月に引越してきたため、4月の入園までの間、たまに一時保育へと預けていたのです。

でも、普段人見知りしない娘がそこをとことん嫌がったのです。

もしも入園した幼稚園を同じように嫌がり続けたら。
そう思うと、心配でなりませんでした。

そのときに、妻と「本当にどうしても馴染めなかったら、そのとき考えなおしてみよう」と話し合ったのです。

親は最大限、子どもにとっていいと思える環境を与えたいと思う。
そして、それを与えようと頑張るのだけど、それが子どもに馴染まないことだって普通にあるのです。

小学校を決めたときもそうでした。
どうしても馴染めそうになかったり、娘に合わなかったらどうするか。

親が決めたんだから、絶対に揺らがない決定事項。

という話にはしませんでした。

結局。

東大目指そうが、海外目指そうが、アイドル目指そうが、親がそれを最良と思うのならその環境を与えてあげたらいい。

だけど、子どもが嫌がったり、違うことをやりたがったりしたら。

そのときは、自分が最良と信じていた道を選択しないという覚悟を持っていればいい。

実は、最良の選択肢なんて山ほどあるのだから。
子どもと一緒になって、それを探していけたらいいのだろうな。

京都から東京へと行く新幹線の中で。
これからの新生活を思いながら、そんなことを思いました。

では、また明日。

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