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家事は「結果にコミット!」
「こぼしたら自分でテーブル拭いてね」
「出したら片付けておいてね」
娘も7歳になったし、少しずつ自分のことは自分でできるように任せている。
でも、なかなかうまく伝わらない。
「はーい!」
返事はいいんだけど、拭き残しがあったり、片付け残しがあったり。歯磨きだって、身支度だって、どこか中途半端。
でも、本人はやったつもりでご満悦だったりするから困ったもんです。
「片付けできてないよー」
って声をかけても、
「なんで? わたしちゃんとやったよ!」とぷりぷりしてる。
だから、そんなときはいつもこう言います。
「『片付けた』かどうかじゃなくて『片付いたかどうか』なんだよ」
▶ 家事は「結果にコミット」!
今日、家事シェアの取材でママのアンケートを見せてもらいました。
• 洗い残しがある。
• やってくれるのはありがたいけど中途半端なのは困る。
• お願いしたことはやってくれるけど、それ以外は何にもやらない。
などなど。
なかなか辛辣な解答が並びます。
同じような悩みは、家事シェア講座をやるときもよく聞かれるんです。だからきっと、多くのご家庭で抱えている課題なんだろうなと思う。
そして、そんな悩みへの解答はこれ。
「家事は『やった』かどうかじゃなくて『やり終えたかどうか』なんだよ」
よくパパ達が「できることは一生懸命やってるんだけど、文句ばっかり言われる」と悩んでたりします。
でも、この感覚って主体的な立場からの視点じゃなくて、サポート的な立場からの視点です。
「家事は『手伝う』ものじゃなくて、一緒にやることなんだ」と、「手伝う」って言葉にだけは敏感になっているけど。
口先の言葉だけ気をつけても、自分がやったことに目が向いてるうちは手伝い感覚のままです。
主体的であるとは「やるべきことを、やり終えたかどうか」を考えるということ。
意識のベクトルは自分ではなく、常に終わらせるべき家事に向いている必要があるのです。
ダイエットや仕事なんかと同じで、何をしたかよりもどうなったのか。つまり「結果にコミット!」することが、家事においても大事なんです。
娘も、いまはまだお手伝い感覚。
だから「拭いたよ!」「片付けたよ!」と、できていなくても自分が取り組んだことで自分の仕事は終わりのはずなのにって気持ちがあるようです。
だけど。
「やったかもしれないけど、ちゃんとやり終えてないんだよ」
この意味が、少しずつわかってきているみたい。
こどもは少しずつわかっていけばいい。
大人は、今すぐ視点を変えてみよう(笑)
では、また明日。
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