見出し画像

「おもしろい!」のに感想が出てこなくて悩む。

なにをバカなことを言ってるんだ? と言われそうだけど、映画や漫画を見てもあんまり感想が出てこないのだ。

とくに、おもしろかった作品については「最高だった!!」みたいな、3歳児でももう少し掘り下げて言いそうなレベルの感想しか出てこない。

「映画を見てレビューを書いてみよう」
「あのおもしろかった漫画について何か書いてみよう」

そう思ったとしても、なかなか文章にならない。
文章だけじゃなくて、誰かとおもしろさについて語り合うなんて場合も言葉が出てこない。

一応、もう大人だし、自分が感じたおもしろさについて「何か」は言える。
「あの子どもを助けるシーンは感動した」とか「伏線が次々と回収されていくのが心地よかった」とかなら。

でも、そうじゃないのだ。
作品を見ているときは、もっと心の奥に揺さぶられる感情があったのだ。

「あのシーンはエモいよねー」

なんて何かを言ってるような、何も言ってないような感想を語りたいわけではないんだ。

自分がおもしろいと思った作品を魅力的に人に伝えられるって素晴らしい。
そして、うらやましい。

おもしろさって、みんなどうやって伝えているんだろう?

あらすじ? 気に入ったシーンの説明? 俳優やキャラクターの魅力? ストーリーの構成?

ぼくはエンタメ作品をふわーっと見て、「おもしろかった」という感情の残り香だけを漂わせ、すぐに忘れてしまう。

エンタメなんだからふわーっと見ればいいじゃん、と言われてしまえばそれまでだけど。

そこで、数々の作品を人に話しては皆んなを虜にさせてきた妻に、作品の何を見て楽しんでいるのかを聞いてみた。

■この作品がどういった時代、社会背景の中で評価されてるのか。
■なぜ今の時代にこのキャラクターはそういったセリフを口にしたのか。
■この作品の前後の作品と比べ、そこで描かれる世界はどう変わっているのか

そういうのを考えながら見るとおもしろいよ、と。

作中の出来事だけでなく、作品が生まれた背景や制作陣の想いなども、楽しみの一つなのだという。

たしかに。そこまで考えて作品を楽しんだことはなかった。作品の中身はもちろんだけど、背景を知ることでより深く楽しめるのだと思った。

そして、見たままの感想よりも、自分で深めたことのほうがぼくは言葉にできそうな気がした。

そんな視点を得るのにピッタリだとオススメされたのがこの本。

おもしろかった作品を「おもしろかった!」だけで通りすぎず、もっと楽しめるようになりたい。
そして、それを言葉にできるようになりたい。

そんな思いを込めて、この本をまずは読んでみようと思います。

では、また明日。

ーー✂ーー
👉 記事を書いてる三木智有ってどんな人?
👉 子育て家庭のためのお部屋のコーディネートに興味ある人はコチラ
👉 お部屋づくりのコツが知りたい方はこちらのマガジンをどうぞ
👉 人気の記事だけ読みたい、という方はこちら

最後まで読んで下さり、ありがとうございました! スキ・フォロー・シェアなどしてもらえたらとっても嬉しいです。 ぜひまた見に来てください!!