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妻を夫源病にしないための3つの声がけ

先日、連載しているsaitaPLUSの原稿が公開されました。テーマは、「夫源病を解消させる声がけ」について。

saitaPLUSはメイン読者が女性なので、記事では主に妻から夫への声がけについて書きました。

「コミュニケーションを変えよう」ってなると、かなり大変ですが声がけを変えよう、くらいだと随分とトライしやすくなると思っています。
実用的でかつ即効性もある声がけのコツを紹介しているので、興味あるかたはぜひご覧ください。

さて、一方で夫から妻への声がけも、大切だなぁと思っています。

そこで、noteでは「妻を夫源病にしないための3つの声がけ」を考えてみます!
これ大事! って思うものから順番にご紹介します。

① 「やろうか?」じゃなくて「やっておくよ!」

オムツ替えでも、抱っこでも買い物でもなんでも。無意識に「やろうか? 代わろうか?」って聞きがち。なんとなく、やる意志があるんだから別に問題ないじゃん、と思えるのだけどそうじゃない。

聞いちゃうと「大丈夫、わたしがやるから」って無理しちゃったり、委ねにくかったり、委ねるくらいなら自分でやろうって思ったりしてしまう。
さらに、委ねるべきかどうかをママが考えて決めなくちゃいけない。これが、実は案外負担。

上記記事でも書いたように、家族であることに主体的であるというのはとても大切なことです。そして主体性は、「思ってる」だけじゃなくて「行動」で示さないと案外伝わらない。

だからこそ、消極的な声がけじゃなくて前のめりな声がけが必要だと思います。

② 「これっていつもどうやってた?」

日常生活にサプライズはいらない。

ぼくは常々そう思うのですが、けっこうサプライズ好きな夫も多いよなと感じます。たとえば本来なら超ありがたいはずの「洗濯物畳んでおいたよ」のセリフ。

これも、いつもの畳み方やしまい方を知らない人が適当にやってしまうとせっかくやったのに「余計なことしてー!」となっちゃう。

大切なのは「なんでも妻に聞いてからやろう」ということではなくて「普段から自分の担当家事でないことをやる場合は気をつけよう」ということです。

べつに家事育児に限りませんが、相手へのリスペクトは(お互い)絶対に必要です。そこには自分の哲学(こだわり)は盛り込まなくていい。なぜなら、あくまでもサポートだからです。

自分の哲学をしっかり盛り込みたいのなら、きちんとプロジェクトとして引き受けるようにしましょう。

つまり、責任者にとっては中途半端な口出しは余計なお世話だったりもするんだよ、というだけのことです。

だから、わからないことはちゃんと聞いたり、相談し合ったりするようにします。

「よかれと思ってのすれ違い」って家族の中では、かなり起こるのですが、これがめちゃくちゃ厄介です。なんといっても「よかれと思って」いるのだから、すれ違ってもフラストレーションが溜まっていく一方だったりする。

それを解消するのが、相談し合うこと、言葉にしてちゃんと伝え合うこと。

「こんなのわかってる」「俺はこうしてた」じゃなくて、「わが家はこうしていくんだな」ということを共に決めていく姿勢が大切です。

③ 「〇〇してる間に、〇〇するよ」

英語の文法問題のような声がけですが(笑)

夫源病の原因のひとつに「夫が邪魔」というものがあります。そして、家で妻が夫を邪魔と感じるのは2パターンあるなと思います。(もちろん、もっともっとたくさんあると思いますが特に如実なのが)

1> なんの用もないのについて回られる
2> 自分が忙しいのに、暇そうにされているのを目にしたとき

この2つは、夫を「邪魔!」と思う大きな要因になっているんじゃないでしょうか。ぜんぶの原因を取り除くのはむつかしいかもしれませんが、この2大要因をまずは減らしていく。

そのために有効な声がけが「〇〇してる間に、〇〇するよ」です。

たとえば、スーパーなんかでぼーっと妻の後ろをついて回る定年後の夫の姿などをよく目にします。狭い通路の真ん中にカートと一緒に佇んでいるその姿は、正直邪魔です(笑)あ、それはぼくの個人的な感想ですが、どこへ行くのもついて回ってくるというのは、結構お邪魔に感じるということもよく聞きます。

「なにをしたらいいのかわからない」そんなときは「〇〇してる間、なにかできることある?」と聞くのがお勧め。

できたら「野菜買ってる間に、牛乳取ってくるよ」くらいは言えたらいいですが、なにすればいいかさっぱりわからないようなら、せめてその間にできることを探します。って、新卒研修みたいですが(苦笑)

そして、「家にいる夫を見ているとイライラする」理由はすごくシンプルで「自分が忙しく動いているのに、暇そうにしている姿を目にするから」です。

7、8割はそれが原因じゃないかって思うくらいです。

なので「食器洗ってる間に、お風呂の準備しておくよ」とか「洗濯物干している間に、布団も干しておくよ」など一緒に動くようにするのが超効果的。

家庭にとって「必要不可欠な存在」になる

「夫がいてくれると助かる」「やっぱり夫は家庭に必要な人なんだ」ということが伝わらなければ、妻がいつ夫源病になってもしかたがない。

夫源病になられると、夫自身も居心地が悪いだろうし、妻はストレスで苦しくなってしまうし、いいことなしです。

ほんの少しの工夫で、こうした自体になってしまう確率を下げられるのであれば、こんなにいいことはないと思うのです。

もし、取り入れられそうなことがあればぜひ、取り入れてみてください!

では、また明日。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました! スキ・フォロー・シェアなどしてもらえたらとっても嬉しいです。 ぜひまた見に来てください!!