残業して当たり前の空気を変える方法
このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。
皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。
『0.1%の成長』の読者コミュニティの参加者が146名になりました。
そして一つの問題に気付きました。
Facebookグループの質問機能を初めて使い
今ちょっとだけ後悔しています
登録時にメッセージやメルマガのテーマ案を書いてくれています。
それをあとでまとめてみようと思って、ドンドン参加承認していました。
しかし一度承認してしまったら、
そこに書いてあるコメントが読めないようなのです。
自動承認した場合は、あとで見られるみたいなのですが……。
今は、一人一人のメッセージに対してコメントをしたり
いただいたメッセージをテキストで保存したりしています。
参加者のペースが落ち着いてきたので
全員にお礼のメッセージを送ったりしています。
100~146番目の方には個別メッセージを送れましたが
それ以前の方には送れていません。
まあ、こういった運用は失敗しながら
徐々に慣れていくしかありませんね。
◆『0.1%の成長』読者コミュニティはこちら
※全員を手動で参加承認しています
それでは、メインコンテンツにいってみましょう!
■残業して当たり前の空気を変える方法
「残業して当たり前の空気を変える秘策ありませんか?」
読者さんからこのようなご質問をいただきました。
正直、『秘策』といえるような特効薬は
なかなか存在しないように思っています。
ただ、残業するのにはそれなりの原因があるはず。
それ確認するほうが先かも知れません。
思いつくままに、残業が発生する理由を考えてみます。
●仕事力
・処理が遅くて終わらない
・仕事が多すぎて終わらない
・前工程の人が終わらないから待っている
●時間調整
・家に帰っても居場所がない
・暇だから仕事をする
・約束の時間まで会社にいて時間を調整したい
●金銭的問題
・残業代がないと生活できない
●雰囲気
・上司からの無言の圧を感じる
・成績が悪いので帰りにくい
・みんなが残っているから帰りにくい
・定時が終わった後に会議がある
何か問題が発生したときには
このように原因を考えてみるのが良いでしょう。
ここに書いた原因は、
私が経験したものや推測したものです。
もしかしたら、皆さまの職場では別の問題があるかもしれません。
上に書いた理由に対して、それぞれ対応策を考えてみます。
●仕事力
個人的な仕事力の問題ならば仕事力を高めればいい。
仕事の量が問題なら、上司にいって調整してもらえばいい。
たくさんの仕事をこなさないと給料が払えないなら
それは、仕事の値付けに問題があるかも知れません。
会社や組織を維持するための適正な値付けか。
ここって一度考えた方が良いですね。
いろんな組織で仕事の仕方を見てきましたが
やり方や意識を変えれば、まだ倍くらいできるケースが大半。
ちなみに、私も研修を倍入れようと思ったら可能です。
でも、そこまでやると疲れるのでセーブしています。
●時間調整
きちんと残業代を払っているなら
このような時間の使い方はさせない方が良いですよね。
タイムカードを押して、仕事以外のことをして時間を潰す。
それなら、問題は少ないように思います。
ただ、家に居場所がないとかだと
会社としては、できることが少ないですよね……。
スキルアップ以外のアプローチが必要でしょう。
●金銭的問題
こういった問題があるというのは、以前何かの記事で見ました。
給与が低いと考えるなら、もっと会社に付加価値を提供して
給与を上げてもらうのが建設的とも感じます。
あるいは、副業をするのもこれからの時代必要でしょう。
私が独立したのも、このままだと将来が不安だったから。
自分の収入をコントロールするためにも
不確定要素を無くそうと考えました。
ちなみに、私がやめてから、会社は上場企業になりました。
そういう意味では、残っていた人もうまくいったようです(笑)
●雰囲気
雰囲気は、特定の誰かが作っているかも知れないし
みんなで何となく作り出しているかも知れません。
問題だと感じた人は、まず声を上げた方が良いと思います。
実際に話し合ってみたら、解決することもあります。
私の会社の場合は、私が率先して早く帰ります。
「定時に帰る」
「日中真面目に働いていたら、クタクタで残業する気力がなくなる」
「日々カイゼンして、仕事の密度を高めよう!」
などと言い続けているので
残業をしなくてはいけない雰囲気はゼロです。
結局、トップ次第なのかなぁ~という気もします。
残業しないと仕事が回らないなら
やり方、人数、金額、納期など、必ず問題があります。
残業については、「秘策」はないけれども原因を探れば
対策は立てられるかも知れません。
こうして一つ一つ分解して考え
それぞれの事情を理解するのが良いと思います。
ちなみに、今回のメルマガのテーマは
読者様からいただいたものです。
ありがとうございます!
【編集後記】久々の対面研修
今日は、吉祥寺で企業研修です。
この企業様への訪問は、2カ月ぶり。
こうして、年に4~5回くらい
コンスタントに研修を実施していただいています。
1回の研修で全員が変わるっていうのは難しい。
そして、継続して学ばないと、人は変わらない。
メールのスキルを定着させるためにも
時間をかけて学び続けるしかありません。
先日書いた「無意識的有能」状態になるためにも
たくさん考え、経験するのがベスト。
メールの可能性を信じて、
メールで業績が良くなると信じてくださっている。
それが本当にありがたいですね。
皆さんの成長も楽しみです。
「今回はかなり売れています」
「○○さんの反響が増えています」
そういう言葉を聞けるのは、
私のモチベーションにもつながります。
今日はどんな反応があるのか……。
反響率が1%増えても本人は体感がないかもしれません。
でもその積み上げこそが、大きな差につながります。
会社として、売上を維持するためにも
メールの精度を高めていけたらと思います。
今日のメルマガはいかがでしたか?
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