やりたいことだけをやるのは不可能

このコラムは、メルマガ『0.1％の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

昨夜は、本当に良く寝ました。

20時に寝て、6時過ぎに起きる……。
なんと、10時間も寝ています。

こんなにガッツリ寝たのは久しぶり。
そのくらい疲れがたまっていたんだと思います。

土日も稼働して、ゲラをチェック。
日付が変わるまで会社にいた日もありました。

他にも、集中力の必要な仕事が多かった。

そのため、何となく疲れているなぁ～という感じ。

「顔色がよくないですよ」

スタッフにそういわれたので、
昨日はセミナーが終わったら早退しました。

ご飯を食べて、そのまま就寝。

「そろそろ朝かな～」と思って時計を見たら
まだ0時くらいでした。

寝だめはできないといいますが
疲れを感じたら、こうしてたくさん寝るのがベスト。

そのお陰で、今はかなりリフレッシュできています。

今日は、新聞の取材が1件。
あとは、明日の研修資料の作成があります。

それでは、メインコンテンツにいってみましょう！

■やりたいことだけをやるのは不可能

「好きなことで起業しよう」
「やりたいことだけやろう」

こんな言葉を聞くことがありますが
これって、凄く無理があるように思います。

というか……これでは仕事が成立しません。

今の仕事を全部書き出してみましょう。

そして、好き、嫌い（好きではない）に強制的に分けてみましょう。
嫌いには、苦手、面倒なども含めるとよいでしょう。

その「嫌い（好きではない）」にはいっているものを
すべてやらないことは可能でしょうか？

絶対にそれは難しいです。
もし「好き」だけを選んでいたら破綻するのが目に見えています。

人前で研修をするのは好きだけど
営業は嫌いとか、請求するのが面倒だとか……。

それだったら、会社が継続できません（笑）

たとえば、明日は企業研修があります。

そこに附帯する作業を見ていきましょう。

・送ったメールを収集する（研修資料の作成）
・Wordに貼り付けて成形
・印刷して不要なものをカット
・研修の進行を考える
・軽くリハーサル
・資料を人数分印刷
・家に持ち帰る
・資料をもってお客さまのところへ
・1時間ほど前に現場に着き、珈琲を飲み待機（明日は雪が怖い）
・2時間の研修を実施する
・終わったら会社まで移動
・請求書を出す
・入金があるか確認する（入金がなければ催促）

たぶん、この中で好きだといえるのは
研修を実施することくらい。

あとは、好きではない作業ばかり。

かといって嫌いな作業ではありません。

好き、嫌いという二元論で語るのではなく
もうちょっとグラデュエーションを入れても良さそうですよね。

大好き
まあまあ好き
どっちでもない
嫌い（我慢できる）
嫌い（我慢できない）

こうして5つくらいに分けて考えてみても
私がやっている仕事は「どっちでもない」ばかり。

「大好き」「まあまあ好き」といえるのは

・人前で話す（研修）
・1対1で話す（コンサルティング、取材）
・サイトをいじる
・メルマガを書く

などでしょうか。

そして、ほとんどがどっちでもない作業。

嫌いだけど我慢できるのは、
入金がない人に催促したり、電話をする作業。

嫌い（我慢できない）のは、
新規のテレアポをすることでしょうか……。

こうして今の自分の仕事を棚卸ししてみると
好きだけでは成立しないとわかるでしょう。

好きなことだけやろう！というのではなく
嫌いなことはやらないようにしよう、というのが重要。

そして、メインの業務となるものは、
「好き」あるいは、「好き」になれるが前提。

主となるものが嫌いだったら、
そのストレスははかりしれません。

【編集後記】オリンピックが追えていない

朝のテレビやネットニュースなどで
オリンピックの結果などを見ています。

失格者が続出していたり
いろんな判定の問題があったり。

なんだか……ついていけてません（笑）

今までは、2年に1度、夏・冬が交互にあったから
久しぶりな感じがあったのかもしれません。

今回は、夏の翌年の冬季オリンピックですし
まだ半年くらいしか間が空いていません。

コロナのニュースと平行して報道されているので
お祭りムードがないのかもしれません。

原因はこれでしょうね。

世の中の空気が盛り上がっていないのかもしれません。

いぜん、ラグビーのワールドカップがあったときの方が
街全体は盛り上がっていたような感じがします。

ただ、盛り上がっていないのは、
私だけの問題のような気がしてきました。

私がTwitterを見続けたり
盛り上がっているところにいけば、
その空気を感じるかもしれません。

そう思うと、今までの盛り上がりも
世の中の空気が作ったものを受動的に見ていただけなのかも。

盛り上がるかどうかは、自分で選んでいきましょう！

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