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似ている構造の例えをどうやって見つけるのか?

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

決断しました!

会員さん向けの新しいサービスを提供します。

2022年は『実践塾シェアクラブ』の会員さんとの接点を増やす。
そのためにできることを考えました。

一つ決定したのは、
スタンダードプランの人が年払いで継続したら
45分間のコンサルティングを無料で提供するーーというもの。

時間が確定するので自由度が減ります。
だから私にとっては、大きな決断です。

上手くばらけていたとして、月に10人継続する人がいたとします。
すると、これだけで10時間かかるわけです。

このサービスがなくても継続していたかもしれません。
でも、これがあったら継続したかもしれません。

そのあたりは分かりません。
ただ、対話を重ねることでいろんなプラスが生まれると思います。

知っているからサポートができる。
心理的な距離が近いから頼ってもらえる。

きっと互いにとって良いことがあるはず。

1月、2月に更新した人には担当から直接お声がけします。
その後は、更新時に送るメールに詳細を書いていきますね。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■似ている構造の例えをどうやって見つけるのか?

昨日のメルマガで、上手いたとえについて書きました。

研修を録画したいと言われたら次のように伝えます。

お金を払って、映画を見ているかもしれないけど
映画を撮影したら、捕まりますよね?

映画をまた見たければ、お金を払わないといけない。
それが、コンテンツ系サービスのルールですよ。

これに対して、反論をされたことはありません。
みなさん、すんなりと納得してくれます。

これが「非常識です」「なぜ録画できると思ったのですか?」
こうして相手を責めても、いい着地はできないでしょう。


メルマガを読んだ読者さんから
次のような質問が寄せられました。

似ている構造の例えをどうやって見つける、作るのか
そのコツがいつもつかめません。
なにかコツがありますでしょうか?

相手が難癖をつけようとしているなら
それはそもそも問題なので、付き合うのはやめた方が良いでしょう。

そうでは無いなら、相手は純粋にそう思っている。
あるいは、自分の主張の方が正しいと考えている。

その前提で、【論点】を探るべきでしょう。

「一般常識です」
「これが当然だと思います」

といっても、相手の論点があやふやになってしまいます。

そのため、相手の論点を言語化します。

例)
・お金を払っているのだから、録音する権利がある。
・お金を払っているのだから、コピーして社内で配布してもよい。

こうして具体的なポイントが見えてきたら
相手のロジックを明確にします。

お金を払っている
 ↓
製品/サービスはどう扱ってもいい

この構造が見えてきたら、
お金を払っても自由にしてはいけないものを考えます。

この矛盾を理解してもらい、納得してもらうのです。

同じ構造で反論の余地がないもの。
あるいは、一般的に同意が取れそうなもの。

これを考えれば良いのです。

例えばこんな感じ。

お金を払って新聞を買ったら
コピーして、街中で売ってもいいでしょうか。


お金を払って本を買ったら
コピーして、社内で配布していいでしょうか。

こうして同じ構造の別の事例を探して
相手が反論しにくい状態を作るのです。

セミナーのテキストは、費用に含まれている有料のものだ。
 ↓
お金を払って買った本でも、コピーして社内で配布してはいけないだろう。
 ↓
同様に、セミナーのテキストをコピーして配ってはいけない。

法に触れますといっても、ピンとこない人がいます。
その場合は、こうして納得のいく事例を出す必要があります。

そのためは、相手がどのようなロジックで結論を出しているのか。
そこを考える必要があるのです。

今回は、メルマガ『0.1%の成長』読者コミュニティに
投稿していただいた内容を元に記事を作りました。

※どなたでもご参加いただけます

質問があると、私もいろんなピントで考えられます。
ありがとうございます!


【編集後記】歯医者が終了

昨日、歯医者に行ってきました。

これで長かった治療もすべて終わり。

最後に次のように言われました。

「これで治療は終了です。
 また3~4カ月後に定期検診に来てくださいね。」

次は絶対に行きます!!

やっぱり、虫歯になると人生の質が下がる。
それを痛感した2年間でした。

2年前の冬に、インプラントの歯が取れました。
つけてもらったけど、また2週間くらいで取れてしまいます。

そこから長い治療生活がスタート。

「今回は、とことん治療してください」

このようにお願いしたため、
細かい歯も含めて、すべてキレイにしました。

親知らずも一本抜きました。
過去に入れた銀の詰め物はすべてセラミックに。

一部セラミックを外して再度治療した箇所もあります。

この2年で何回通ったでしょう。(時間)
どのくらいの治療費がかかったでしょう。(コスト)
どのくらい苦しい思いをしたでしょう。(ストレス)

時間、コスト、ストレス……どれを取っても無駄。
だからこそ、定期的な検診は大事ですね。

次は、4月になったら検診に行ってきます。
みなさんも、歯は大事にしてくださいね。


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