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なぜ、今なおメルマガを推奨するのか?

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

メルマガ配信システム『アイ・メール』の
システムリニューアルも終わりやっと戦える状態になりました。

サイトの見た目はあまり変わりませんが
古い機能などをバッサリ削除。

1ページのランディングページにしようかと思いましたが
まずは、最低限の情報で様子を見ることに。

申し込みのフローも変わるので、
その流れを整備しました。

何百件も一気に申し込みが入るサービスではありません。
そのため、自動化は必要ないと判断。

一人一人のお客さまとしっかり向き合い
不明点があれば、手厚くメールでフォローする。

その方が、お客さまとの距離もちょうど良い。

前回のメルマガで「効率」×「コミュニケーション」という軸をお伝えしましたが。
コミュニケーションを増やすのは、私の望む方向です。

月に1回くらいは、アイ・メールに関するイベントをやってもいいかも。
そのためには、私がしっかり使いこなした方がいいですね。


■なぜ、今なおメルマガを推奨するのか?

私がメルマガと出合ったのは、1999年だったと思います。

自分でメールアドレスを取得して
いろんなサービスを使うようになったらメールが届いた。

そして、それが「メールマガジン」と呼ばれるものだと知ります。

当時は迷惑メールもほとんどなく
届くメールは珍しいためしっかり読んでいました。

そこからメルマガが一気にはやり始め
たくさんの情報起業家が生まれメルマガブームが来ました。

信じられないかもしれませんが
メルマガを出せば面白いように売上が上がったんです。

だから、みんなコストを投下して読者を獲得し
ドンドン宣伝をして、商品を売っていく。

当時、1アドレスの獲得単価は、10~20円くらい。
有名メルマガ発行者も、どんどん広告で集めていました。

しかし、そんな時代も長く続きません。

2008年頃からでしょうか。
メルマガの効果が落ちたように思います。

情報起業ブームの中で詐欺商材もあり
一時期よりもちょっと下火になります。

また、メルマガ配信に対しての制約が強くなったのもこの頃。

配信システムを提供する人としては
同意の取れてないアドレスに配信してしまうのは死活問題。

共有サーバーを使っているので、
同居している他のユーザーが迷惑を受けることに。


そこから、mixi、GreeをはじめとしたSNSの台頭がスタート。
(昔は、SNSの会社でした!)

それから、アメブロなどのブログが充実。

そして、その後は、Twitter、YouTube、Facebook、
LINE、Instagram、note、LinkedIn……私も追いつけていません(笑)

まあ……いろんなテクノロジーが発達し
情報の発信ツールが複雑になってきたということです。

さらに、誰もがコンテンツメーカーになれる時代のため
コンテンツは世の中に溢れるようになっています。

ちょっと勉強すれば、サイトは簡単に作れる。
音声や動画の編集だって、素人がセミプロくらいのものを作れる。

メルマガもずっとツールとしては生き残っていますが
1読者あたりの獲得単価は、2,000円前後は見た方が良いでしょう。

つまり、ある程度ビジネスの形を作らないとメルマガが生かせない。

メルマガは、1名に送っても、1万人に送っても作業はほぼ同じ。
コストも月1万円程度ですから、ビジネスで使うなら気にならないレベル。

これだけレバレッジが効くツールも
そんなに多くないんじゃないかなぁと思います。

サイトを頑張って育てても、SEOで失敗して順位が大きく下がる。
あるいは、ライバル会社の台頭で、検索されにくくなる。

しかしメルマガは、配信者と受信者の1対1の関係で成立します。
法規制されない限りは、送り続けることが出来ます。

このリスクは非常に低いと考えています。


メルマガをやった方がよいのは、対ビジネス向けの商材。
仕事でメールを使っている人は、99%が毎日チェックします。

メールボックスに届く「メルマガ」というツールは
それなりに開封して、読んでもらえる可能性が高いです。

相手にとって役に立つ/面白いなど、メリットがあれば読んでもらえる。

逆に、対個人の場合はメルマガはちょっと微妙。

いぜん、Yahoo!メールを使っていましたが
数年開いていなくて、解約になっているはず。

開封するのが1週間に1回などという人もいるでしょう。

私の母もメールを見なくなってきているので
連絡はすべてLINEになりました。

そのくらい個人のメールボックスは開封されなくなっていると感じます。


じゃあ、どのツールが良いのか……。

今、LINEを頑張ってやったとします。
でも、これが5年、10年たってどうなっているかわかりません。

でも、仕事で使うメールは、5年10年たっても残っていると断言できます。

社内は、グループウエアを利用する可能性がありますが
社外との不特定多数のコミュニケーションを取る人にとってメールは必須。

「うちの会社は、メールやめます!」
「すべてチャットにしてください!」

こういっても相手からメールが届くのであれば
門戸を開いておく必要があります。

また、フォームからきたものは効率を考えるとメールで処理をするでしょう。
これもメールが残る理由です。

今、BtoBでビジネスをやっている人こそメルマガをやるべきだと考えています。やらないのは本当に勿体ないですからね。


今日はちょっと長くなってしまったので、
明日その理由を書きたいと思います。



【編集後記】本の見本紙が届く


金曜日は在宅勤務でした。

スタッフから「平野さん、本届きましたよ!」というメッセージが。

やっぱり、できたての本っていい臭いしますよね。
今日は、本を受け取れるのが楽しみです。

実践塾シェアクラブの会員さんにはお伝えしましたが
本の表紙が決まるまで、いろんなドラマがありました。

本の詳細はこちら。

ちなみに、タイトルは以下の通りです。

速く、正しく、感じよく伝わる
すごい「書き方」の超基本
添削数1万5000通! メールのプロに学ぶ

ん!?長いぞ……。

担当者さんにどれがタイトルですか?
って思わず聞いてしまいました。

『速く、正しく、感じよく伝わる すごい「書き方」の超基本』

これだと思ったのですが、
最後の一行も書籍タイトルでした(笑)

そもそも、書籍タイトルって上限ないんですかね?

日本一タイトルの長い本を作ったら面白いかも。
そんなどうでも良いことを考えてしまいました。


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