英語力比較 - EPI -

世界の111カ国の英語力を図ったEPIテストの結果が公開された。テストの結果は、5つの熟達度で分類されてランクづけされている。

1. Very High Proficiency
2. High Proficiency
3. Moderate Proficiency
4. Low Proficiency
5. Very Low Proficiency


注目のASEANは次のような順位。

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1. Very High Proficiency
2位 シンガポール

2. High Proficiency
22位 フィリピン
24位 マレーシア

3. Moderate Proficiency
60位 ベトナム

4. Low Proficiency
(80位 日本)
81位 インドネシア

5. Very Low Proficiency 
93位 ミャンマー
94位 カンボジア
97位 タイ
111位 ラオス
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ブルネイとASEANに入ることが決定的な東ティモールはなぜか対象に入っていないが、ASEANの半分くらいか、Low以下になっている。そして、気になるラオスは、残念なことに、111/111の最下位となる。
一方で、最も意外なのがタイ。ある程度英語が話せる人が多い印象だったが、このランキングではかなり下である。

そして、ちゃっかり、Low Proficiencyに入っている日本。義務教育で結構長いことやってるのにこの位置なのは残念。
この結果だけでも日本には、英語アレルギーの人が多いのかなと想像させてしまう。

協力隊としてラオスにいた時、同じように英語アレルギーとして認知される国として、比較されていたのが韓国だ。韓国人は英語が苦手だというのをよく色々な人から聞いた。
しかし、この結果だけを見ると、もはやそんな事実は無く、なんと36位。日本よりも分類も上でModerate Proficiencyになる。

この結果を見た時、母国語の文字がアルファベットでない国はランクが低いのだと思った。ある程度、的を得ている一方で、韓国はそうではなかった。

もちろん、英語は全てではないが、日本の今後のグローバル化の未来を考えたときに、日本のこの位置は、少しゾッとした。

このnoteでは、この課題に関してあまり深くは立ち入らないようにしたいが、将来的な少子高齢化からの外国人受け入れを考えたとき、日本はもう少し英語アレルギーを解消していく必要があるのかもしれない。

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