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日々の研究 23/02/06週

今週のテーマはヒトの胴体

今週はヒトの胴体部分の造形を研究していました。頭や掌はパーツとして分割しやすい※のでパーツ単体で折っていましたが、胴体は紙の中央あたりで折るので分割しづらく、全身を折りながら試行錯誤していくことになります。

※補足
紙の辺やカドから折り出す場合は、周りにある紙が少ない(⤵︎画像の赤線部分)ので他の部分との繋がりをさほど考えずに済みます。そのため、比較的パーツとして分割しやすいです。

対して、体は紙の中央あたりから折り出すため、周りの手や足などのパーツとの繋げ方を考えながら折る必要があります。従って、パーツとして分割する場合は他の部分と一緒に試作してしまう方が楽な場合が多いです。

パーツ分割のしやすさを説明する分かりやすい図

ちなみに今回作っているヒトのカド配置はこんな感じです。この場合、掌・足がカド、頭が辺から折り出しているのでパーツ分割しやすくなります。

ヒトのカド配置を説明する分かりやすい図

そんなことを考えたり、考えなかったりしながら折っている様子⤵︎


研究内容

最初はどれくらいのマス目にすればヒトの比率に近づき、かつ折りやすいかをざっくり折ってみてます。

ざっくりマン

次に胸、腰にかけてを立体的に折るための構造を研究。 

胸と腰が立体的マン(表)
胸と腰が立体的マン(裏)

その後は、胸筋と腹直筋の表現を研究しながら、立体化構造をシンプルなものにブラッシュアップ。

胸筋と腹直筋が作り途中マン(表)
胸筋と腹直筋が作り途中マン(裏)

おおよそ及第点になったら、脚や腕も立体化しつつ全体的に筋肉を表現する紙の重なりを折り込む。

脚と腕が立体的になりつつあるマン(表)
脚と腕が立体的になりつつあるマン(裏)

その後は首や腰の形を調整し、曲線的な表現や可動域を確保するための折りを研究。

首が前に出てるマン
透けてるマン

来週は…

来週は脚の折り込みの研究、大きい紙で細かい表現の詰めを行っていく予定です。


Tomoaki Hamanaka 2023/02/14

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