ちょっと風邪っぽいあなたに236

注文した本が届いた！

注文して翌日届くレスポンスの速さよ！（そりゃあ配達する人は大変よねありがとうございます！！！）

野口整体という言葉を知ったのは15年前くらいか。当時レイキに通い始めたわたしは、服用していた薬を辞め（違法なものではありませんよ）、その断薬作用を弱めるため（とか薬への依存を断ち切るというか、まあその辺りのいろいろ含め）野口整体の半身浴法を毎日朝晩するように、と言われたのでした。（45度のお風呂に臍まで15分浸かる、というもの。水を飲みながら汗をかくことが目的。とても熱く、しんどい）その入浴法はわたしの読んだところにはまだ出てきていないけど、要するに対処療法ではなくて、自己治癒力を活かそう。という教えの方だと思われる。そしてわたしはそういうのが好きだ。（採用するかどうかは別だけど、やりたくなったらやる）そういえば禁糖もこの方でしたっけ？あれ、違うかしら。まあ違ったとしてもそういう系統の流派？のはずだ。

古武術の会に遊びに行っても（稽古に行くというほど行ってない）こういう話は当たり前に出てくるし、そういうのがあたりまえの人と話すのはおもしろい。例えば禁糖を経験すると、それまでおいしかった甘い食べ物が、ちょっとこれは甘すぎかな？って感じるようになったり、添加物の味ってこう！とは言えないけどするよねえ。とか、わたしは〇〇を食べるとすんごく眠くなる（人による）、とかそういうのが通じるから。（そういうのに頓着ない人に話すと、気のせいでしょ。と鼻で笑われることがあるのだ）

ああ、またどんどん話がズレていってしまっている。
それで前からずうっと知ってて、でもちゃんと本を読んだりはしたことがなかったんだけど、未央さんが引用していた野口先生の「背骨で呼吸するとたいていよくなる」（あ、ごめんなさいめっちゃざっくりなわたしの記憶で書いてるから、たぶん原文は違うから読んでみてね。）

というのを実践したら、ほんとにすっと整って、そういうの大好きだから、「あ、これ今読むやつだわ」と思ったのだ。（で、ほんとは引用元の風声明語ってのを買うつもりだったんだけど、他にもおもしろそうな本があって、そっちは文庫があったから、そっちから買ってみた。文庫らぶ）

おもしろい。
昭和30年代に出された本らしいけど、今読んでて違和感がない。（わたしはね）
わたしは身体のことが好きだけど、あんまり詳しく解剖学、骨格、筋肉、あれこれ、と勉強することについて、微妙なきもちを持っている。そして、学ぶべきである、というきもちも持っている。
どういうことかっていうと、学べば学ぶほど、「これが正解！」というただひとつだけが正しく、それ以外は間違ってる、みたいなスタンスになるし、世の中いろんな考えや教えがあって、どれも間違ってないはずなのにそう言うのもなんだかな、と思うし、だいたい人の身体に対して、間違ってる！っていう表現がなんかちょっとどうよ。って思うから。（もちろん、この部分を伸ばしましょうって言ってストレッチしてる時に、全然違うことしてたら、今はそうじゃなくて、って言うけど）
たぶん身体のことなんて全く学ばなくても自分で整えられる人はいるだろうし、（精神面から行くこともできるだろうし）究極人はみんなそれに似たような力を持っているだろうし。人が持ってるっていうか、人の身体が持ってるというか。どっちでもいいけど。

ということで、まだ読み始めたばっかりなので、
“「風邪ひいたら薬飲まなきゃ！」とよく聞くけど、薬は辛い症状を抑えたり麻痺させたりしてくれるもので、風邪を治すわけじゃないから、辛い今すべきことがある。という時以外はむしろ飲まないほうがいい。“
というあたりまえだけど、「そうなの？知らなかった！」という人へのメッセージを書いて、今日のところはさようなら！