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ほぼ初めての中国上海 その10:インターネットの制限はどうなん

 中国では、GoogleやLineやFacebookなど日本でよく使うアプリが使えません。具体的に使えないのは、私が確認した範囲ですが、Google検索、Google Map、Facebook、Messanger、Instagram、Threads、X(Twitter)、Youtube、Noteなどです。これらが使えないと何もできませんでした。

 使ったのは、中国語がわからなくても使えるアプリは、決済アプリの「Alipay」での支払と、地図アプリの「百度地图:バイドゥディトゥ」と「高徳地图:ガオデエディトゥ」表示は中国語ですがなんとか使えました。Appleのアプリは使えましたので「翻訳」は重宝しました。家族とLineができないので、事前に娘にWeChatを入れさせていたので、娘とだけWeChatで女房に伝言を頼みました。事実上SNSのない世界にいました。

 なおGoolgeが全部だめかというとそうではなく、写真を保存するGoogle Photoへ撮った写真の保存はできました。Gmailの受信はできましたがメール送信や返信はできませんでした。メールはAppleのiCloudメールで送信できました。iCloudメールを使えるようにしておいた方がいいですね。あとFacebokやLineは開かないのですが更新などの通知は来ました。通知が来ても開けないので、画面に赤いマークをいっぱいになりました。

 なお中国の人は中国語のSNSなどがありますので、中国の人は不便ではありません。でも中国語がわからない人しか事実上使えません。

 実は中国でも制限なく使う方法があります。一つはVPNです。二つの有名なVPNアプリを日本で入れて使ってみましたが、使えませんでした。裏世界になるので当局が見つけたら使えないようにしているんだと推察します。

 中国でも制限なく使う方法の2番目は、香港のSIMを入れることです。香港の政治体制は中国となっているようですが、まだ完全に中国になっていません、そう香港のSIMは今でも世界中自由にアクセスできますが、香港の人が中国本土に来たら香港のプロバイダにローミングでつながるので、香港を経由して自由にアクセスできるのです。

香港のSIM

 将来には香港も制限がかかると思いますが、今しばらくは使えそうです。本当ですか? はい本当です。実際に使ってみました。このSIMを持っていることを忘れていて、滞在の2日目に思い出して設定してみました。GoogleもFacebookもLineも使えました。日本とおなじです。最初からこれが使えることがわかっておれば空港でSIMを買う必要はありませんでしたが、そんなことを確かめるのが一番の目的でした。

 どこで買えるのか? Amazonで買えます。

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