第8話:義理チョコならぬ義理サンプル
新人ちゃん:表題の段階でもう大体何を言われるかわかりました‥‥「誰か1に絞るのは怖いから全員に渡せる義理チョコにします!でも告白されたい!」ってちょっとヤボなこと言っちゃってるってことですね。
山上:そうです!でその逆をやってうまくいった例をお話しますね。
ごりっぱスタジオ公式サイトでも取り上げさせてもらってるFさんのサンプル。 WEB広告制作者に向けて作った顔出しサンプルですけど、実は「たった一人に向けて」作っています。
新人ちゃん:あんなにたくさんの人からいいねやRTがついてるのに?!ターゲットは1人だったんですか?
山上:そうそう。メッセージ相手の顔が見えるまでイメージしてるから、選択に一本筋が通っていますからね。ターゲット外の人が見ても「誰に何を言ってるのか」がわかりやすいのです。
こんな風にイメージしてみるとわかりやすいかもしれません(あくまで知名度がない人の場合ですよ。知名度がある人なら立ってるだけでも人が寄ってきますから)
新人ちゃん:わかる。わかるけど‥‥第1話でも触れましたけど絞って失敗した時のこと考えると、怖くて踏み出せない‥‥
山上:どこまで賭けるかは、それぞれの余裕に合わせて考えていきましょう。でも一つだけ言えることは「ズームバックして!」かな
新人ちゃん:ズームバック?!
山上:怖いのは今この瞬間の選択しか見えてないからかも。絞って他の可能性を失うといったってそれは第1フェーズだけのことだと思いますよ。絞った「あとの」第2フェーズでは、絞ったことで増えてる可能性がいっぱいありますから。
新人ちゃん:成果が別の成果を呼んでくれるみたいな?
山上:そうそう!あなたが今売れづらくなってる原因の一つには「現場未経験でプロフィールが書けないから」ってこともあるでしょう?
新人ちゃん:本当そこが悩み!だからどんなひどい仕事でもいいからやりたい、やってしまえば何かが変わるかも!って考えちゃってます。
山上:「仕事1個は掴んだけどその後まったく続かなかった」って人も多いですから。そう考えると最初だからこそ「なんでもいいからやりたい!」ってマインドは危険です。僕はそれを中二男子マインドって呼んでますけど(笑)
そこでズームバック。俯瞰で、第2フェーズの仕事が仕事を呼ぶをイメージしておくと『では第1フェーズでどんな仕事をどんな風にとっておくと繋がりやすいか』ってことも見えやすくなってきますよね?
第2フェーズのイメージ次第で、第1フェーズでやることがガラッと変わるってことがわかりますでしょうか?
新人ちゃん:目先の、仕事やりたい気持ちだけで焦ると、悪手につながることもあるかもしれませんね。これは考えなきゃ…!また頭がいっぱいに〜!
山上:まあまあ!今はそこまでシビアに考えなくて大丈夫。考えすぎも足が停まっちゃいますから。
それよりもちょっと振り返ってみてください。今、第2フェーズをイメージできてるってことは、あなたの「寝てみる夢」が少し計画っぽくなってきてませんか?
新人ちゃん:そういえば‥‥「そうはならんやろ」ってシンデレラみたいな仮説じゃなくて、多少なりとも現実的なお話ができてるかもしれません!私でも!
山上:これがごりっぱスタジオとして「向き合う」「自分にコミットする」ってことです。
新人ちゃん:なるほど!!確かにごりっぱ怖くない!
山上:ではきっちり向き合ったんで「初回有料相談」の料金を胸張って請求しますね!
新人ちゃん:スペペー!
(どんな人が申し込めるの?完)
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