母に愛に②
今朝は一段と冷え込んで
息子と寒いさむい〜笑
小豆カイロは?と息子。
おばあちゃんに昨日頼んだから。
いつ出来る?
それはおばあちゃんに聞かないとわからない。
そんな会話からのスタートだった。笑
長年愛用してきた小豆カイロ。
今年はなぜか保管悪く、密封される引き出しになぜかしまってしまい、
もや〜っとカビのような気配のものを発見し
さよならをした。
じゃぁまた買おうかと思うけど
どうも買いたいものがなく。
何度かネットサーフィンしてみたけれど。
この柄はときめかない!と保留だった。
昨日実家に行った時に小豆とこないだパンツの裾上してもらって裁断した残りの生地を持参して。
母にお願いをした。
どんな形がいいか?
あれこれネットで探して見ながら
これはどうも嫌なんだよね。
この人の生地合わせは良いけど。など言って
内布や他にも生地探してから
来ればよかったと思いながら話していて。
じゃぁ家にあるものでやろうか?と言うから
う〜む、この生地に合わないものだと残念になるから嫌だなぁ〜と考えていたら。
母がわたしはそんな変なのにはしませんよ!と笑
私は自分なりの好みがあるから
ダサいのは嫌!なので。
何でもいいよとはいかない。笑
そんな私のこともよくわかっている母が
そんな一言言うものだから。
そうよね。とお任せしてみることにした。
母は洋裁の学校にも通って
ドレメにも通ってたのよ!と言うくらいだから。
銀行で働いて得たお給料で洋服も
オーダーしていたなんて話も
よく聞いていたオシャレさんだった。
こないだズボンの裾上げ頼んで
久しぶりにミシン出して上手く使えなくて〜。
なんて言いながら
やっぱり好きなことやると嬉しそうで
目が見えにくい状態でも楽しそうだった。
好きなことをする、
好きな物に触れる機会って大事だなぁと
感じる出来事だった。
去年目や耳が片方しか上手く使えない。
もうこんなになっちゃって〜とあんなに嘆いて
何のために生きているのかわからないと
言っていた母が一年経ってずいぶん元気になって
力を取り戻してきて
機能は確かに落ちてきてはいるけれど
補聴器をつけながら
電話もスピーカーにすれば聞こえるようだし。
家事もずいぶんやる気力出てきたようだ。
昨日も実家に行くと
台所の油がはねて汚れていたところを掃除して肩が痛いわぁ〜2年近くやってなかったからと話し
部屋は綺麗に掃除されていて
あちこち行き届いているのが伝わってきて
お母さんがんばってるなぁと実感した。
退院したての一年前は
とても1人では暮らせないと不安だった母。
一時は妹の暮らす地域で暮らし療養期間も経て
この一年でまたずいぶん変わった。
そうやって落ちていく機能はあるにせよ
まだ出来ることたくさんある。
でも
1人で暮らす自信ないという母。
自立型の施設に入るしかないかな?と言っていて
見学もまずは行ってみようという話には
なっているけれど、
まだ踏ん切りがつかなくて
決めきれないと言っていて。
私もこれまでの経過を見ていて
施設での集団の暮らしには
とても向いているタイプじゃないし、
プロに見守ってもらえる安心感はあるけれど
それと引き換えに母の持っている能力は
かえってはやく落ちてしまうのではないか?
という気持ちがある。
安心と引き換えに不自由な暮らしにもなる。
果たしてどうしたものか?
この地に暮らして四年。
息子はやっとこの地に慣れて
友だちも出来て落ち着いている。
彼の希望も聞くと
ここで卒業まではいたい。
という思いはずっと変わらない。
それは大事にしてあげたい。
このまま、母の家に引っ越す訳にもいかない。
となると私の暮らす地域に呼び寄せることが浮かぶ。
となるとマイナスな点は
いままで住み慣れた土地を離れることで
そこで培ってきた友達などの人脈が途絶える。
かかりつけの病院なども変えなければならない。
長年住んでいた暮らしから
一変することは高齢者にはかなり負担だろう。
プラスな点としては
どこまでそれが可能かはわからないけど
お互いに支え合うことは出来る。
一緒に暮らしているからこそ
細かな体調の変化にも気づいて対処も出来る。
充分にできるかはわからないけど。
片道2時間近く離れていると
やれることは限られているから。
1人で不安感が増す母も
何らかの安心感は得られるかもしれない。
私たちとしても母子でやりきれないところを
母がいてくれることで助かることはたくさんある。
母の得意なこと、力を発揮してもらって
手仕事やお習字、お花なども息子に教えてもらう
機会も出来る。
まぁ長いこと別々に暮らしてきたから
生活スタイルも違うし、価値観も違う。
お金の価値観だって。
共に暮らすにはなかなか
ヘビーなことも当然あるだろう。
半年や一年前のわたしだったら
この選択は出来なかった。
何度も考えたけど、短期間泊まり、
生活を共にする度にやっぱりそれは無理!
と思っていつも撤回していた。
でも、いまは離婚の山場を越えて
息子も成長してきて
私も落ち着いて母との関係性を見つめて
見ていく中で
今なら、そしてこれからもこうやって
母を通して
内観を進めていけば出来るのかもしれない。
むしろ、
それこそ大きな学びとなるのでは?と
思えるようになりつつある。
まぁそれを決めて進めていくプロセスで
やっぱり無理だった。
ってこともあるかもしれない。
それでもいま、よ〜く俯瞰して見た時に
母に対応出来るのはいま
わたししかいないし、
わたしだから出来ることがあるのかも!
とも思えてきて。
父との関係とは違う
母との関係。
生まれて、一番に人間関係を学ぶことになった存在。
母とまた違う形での暮らしで
得られる学びやギフトを受けとってみようと
そんな気持ちになってきて。
それを昨日母に伝えてみた。
母はありがたいと言ってくれた。
まぁわたしからの一つの提案だから
すぐに返事はしずらいだろうから
よく考えてみて。と話して帰ってきた。
息子にもどう思う?と話したら
いいんじゃない?と
おばあちゃんにも良い思い出
作ってもらいたいもんね!なんて言ってくれる。
そして、ということは
お小遣い2倍になっちゃうかも❣️なんて言ってて。
お母さんとおばあちゃんにもらうとさ~
なんて言ってるところは
まだやっぱり子どもの考えで可愛いもんだ笑。
一緒にいろんな楽しいこと
今しか出来ないことしようねぇと話して。
いざ実行となると
この住まいでは3人暮らしは出来ないから
引越しも考えたり。
実家の片付けもしなくてはいけない。
やることは山盛りだけど。
まぁ
なるようにしかならないから
ひとつずつ
これも山を越えて行こう❣️
そんないまと未来が見えてきた昨日でした。
その後の流れで
糠漬け用意して
野菜をカットしたら
なんかついでにと
お味噌汁苦手な息子に温かいスープの元をこしらえて
ストックをつくった。
そのままの流れで野菜を重ね煮にしとこう!と
思いつき。
そうしたらお肉に目が行き。
それなら重ね煮カレーにしてみよう!と
初トライ❣️