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「夢を叶える計画」が「迷宮」に変わった時

夢を叶えるためには、その夢から逆算して計画を立てるといい。

1年、3ヶ月、1ヶ月、1週間と、どんどん計画を細かくしていく。計画は夢を掴むための道であり、飴とムチを持つ良き相棒でもある。

けれど時に、その計画が「タスク」に変貌してしまうことがある

ひとたび変身してしまうと、私たちはまるでRPGの主人公とモンスターの関係に。もぐらたたきのように、片っ端から倒していく。けれど道は見出せず、レベルも全然上がらない。「義務」という名の迷宮に迷い込んでしまう。


そんな状況が、今日のシーライクスでのコーチングで、大きな議題となった。

シーライクスでは、月に1回グループコーチングを行なっています。
少人数の仲間とアドバイザーの前で、先月の目標の達成状況と、今後について発表していく。「コーチング」なので、例え目標に達していなくても構いません。PDCAサイクルを前向きに回すにはどうしたらいいか、みんなで考える時間です。


今回私のグループでは、「勉強の義務化」に陥っていた人が多かった。私も先月同じ状況になった1人です。

その背景には、環境の変化性格が大きく関係しています。

勤務体制がシフト制から通常に戻ったために、勉強時間が以前より減った。けれどSHEでの課題はやらなければいけない。Progate(プログラム学習サービス)もPhotoshopもこまめに触らないと忘れてしまう。それに読書もたくさんしたい。

たくさんの「must」と「want」を抱えてしまう。それに油を注いだのが私の「完璧主義」である。

私はそこそこの完璧主義者です。特に「責任」がくっつくと顕著であることは、社会人を1年やった中で大きな気付きだった。

「自分の夢を叶えるため」「自分の意志で」「貯金を崩して高いお金を払って(30万弱)」「これだけたくさんのことを学んでるから」「何がなんでも自分の身にしなくてはいけない」

自分で自分の首を苦しめた結果、私は勉強を1週間ほどサボった。「全てが十分に出来ないから、やるな」


1週間経った頃、勉強をしないことに対する罪悪感が芽生えた。
月5回しか講義を受けれないのに、1回分逃してしまったのである。

「GWに半年分の受講計画立てたのに、早々と狂ったじゃん!!!あなたの夢なんでしたっけ!?!?」

皮肉にも完璧主義が良い方向に走った瞬間である


1週間単位の勉強スケジュールを立てよう

そう思い、ロフトで「スタディプランナー」という勉強用手帳を購入し、スケジュール管理を行なっています。1週間単位で勉強計画を立て、毎日その結果を見直す。「今日はこれを勉強する日!」と決めてあるので、1から悩む必要もなく、スムーズに勉強モードに移れる。
もし1日達成できなくても、1週間の間に取り返せばいい。

自力で迷宮を脱せたのは、夢が全くブレなかったからだと思う。
「演劇の面白さをもっと多くの人に知ってもらえるようなことがしたい!それにデザインはできても、マーケティングが弱いとかで、マルチプレイヤーはほとんどいない。
文章を書くのは得意だから、それにwebデザインが使えて、マーケの知識も持っていたら、本業だろうが副業でやろうが、私最強じゃん」

マジ舐めてるのか?と言われそうだが、本人は至って真面目です。
愛のある批判は受け取るけど、野次馬はお黙りっ!


これからも、この迷宮に迷い込むことは絶対ある

その時は一旦落ち着いて、自分の今の状況も心情も、自分の外に吐き出そう。紙に書くでも、信頼できる人に話すでもいい。それをもとに原点に戻る。

すると、自分が進むべき道が見えてくる
「なぜ、自分はこれを始めたのか?」

答えは必ず自分の心の中にある

あとはそれに正直に行動することである

その時、私たちは夢に1歩近付いている




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