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他人に依存せず、自らをモチベートする

会社で聞く、”部下のモチベーションを上げる” などの他人のモチベーションをどうこうする話、嫌いです。

多くの社会人が仕事場で共通に感じる課題の一つは、モチベーションの維持かもしれません。特に、上司や同僚からのポジティブなフィードバックや指示を待っていると、不安や不満が募りがちです。しかし、この状態は組織としても、個々のメンバーとしても、危険な状態であることを理解する必要があると思います。

組織の破綻とモチベーション

仕事のモチベーションを他人から得ようとすると、組織全体が非効率的になります。上司は部下を常に鼓舞しなければならず、それに時間とエネルギーを使います。さらに、他人の気持ちを理解するのは非常に難しいため、この状態が続くと組織自体が破綻の危機に瀕します。また、そのモチベーションの上下によって仕事の品質が変わるとしたらそういう人・会社に仕事を頼みたくないです。気分が良いので良い仕事ができました。気分がすぐれないので、うまくいきませんでしたとなってしまうためです。

個人の成長と依存性

また、他人にモチベートされることを期待していると、自分自身の成長が制限されます。他者に依存する度合いが高まり、その結果、自分自身で幸せや成功をつかむ能力が失われていきます。長い目で見れば、これはキャリアにも悪影響を与え、常に他人や環境など自分では変えることのできないものに対して不満を感じるようになります。

自らをモチベートする方法

1. 目標設定: 自分自身で明確な目標を設定し、それを達成する喜びを感じましょう。

2. 自己評価: 成果を出したときは、自分自身でその価値を認識することが重要です。

3. スキルの向上: 新しいスキルを身につけることで、自己効力感が高まり、それがモチベーションにつながります。

まとめ

モチベーションは、仕事の質や生活の質に大きく影響しますが、それを他人に依存するのは危険です。組織が破綻しやすく、個人としても依存性が強まり、自らの成長と幸せを制限してしまいます。したがって、自分自身でモチベーションを高める能力と維持することが、持続可能な成長と成功につながる鍵だと思います。

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