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頑張っている先生がここにいる。


3年前と比べ、先生方の質とレベルが上がった。


何より子ども想いな先生が増え、学級経営の部分でも質が上がったと感じる。


それは新しい先生も入り、新しい風が吹いたことも大きな要因である。


日本でもそうだが、士気を上げる空気と士気を下げる空気がある。


全員がやる気なかったら士気は下がる。


しかしやる気のある先生が何人かいると、やらなきゃいけない雰囲気(良い意味で)になる。

ICT教育もそうだが、一人の先生がやり始めてみんなが興味をもち、少しずつ広まっていった。


最近、注目しているのは1年生の新しい先生だ。


時間も基本的に守り、事務所にあまりこず、教室内で過ごすことが多い人だと思っていた。


新しく来たこともあり、事務所に居にくいのかと最初は思っていた。


しかし、教室をのぞいてみると子どもたちを残し、分からない子に対して最後まで教えていた。


ラオスでそんな姿を見たことがなかったから正直驚いた。


できなかったらその子ができない!というレッテルを貼るだけで支援をするようなことはあまりなかった。


しかし、算数の「いくつといくつ」はとても重要な単元であり、先生もそのことを分かっていた。


宿題のサポートをしたり、その日の練習問題などをできるまで残して教えていた。


私もそのことを知り、放課後に教えるようにした。


ラオスでは時間通りに始まることはないが、時間通りもしくは時間より早く終わることは多い。


そのため、残業はあまり見ないし、時間を越えてまで仕事をしようとする人はいない。


その中で、勤務時間を越えてまでサポートしようとする先生がいた。


だからこそ私はその先生をできる限りサポートしたいと思う。


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