【第3回】よく思い出す言葉
私にはよく思い出す言葉がある。
私のひきこもり脱却をサポートしてくれた、カウンセラーが言っていた言葉だ。
「私はたくさんの人をカウンセリングしてきて、わかったことが一つある。他人の心なんか結局わからないということだ。カウンセラーは入り口までしか案内できない。扉を開けるのはクライアントでなければならない。少しの面談で、他人のことがわかったと言えてしまう人間は、要は、何もわかっていないということだ」
今、書き起こすと、マトリックスのモーフィアスが言いそうなセリフですね。笑
実際、当のカウンセラーも河合隼雄さんの受け売りだよ、と笑いながら付け加えてました。
河合隼雄さんが言ってた言葉らしい。
私なりにまとめてみると、
①カウンセラーは、クライアントのことを分かり切ることはない。
②クライアントがどの道に進むのか指図することもできない。
③気づきを一方的に与えることも出来ない。
カウンセラーが気づきだと思っているものと、クライアントの気づきは全くの別物。
④気づきを得られるかどうかは全てクライアントの仕事であって、カウンセラーはその補助をしている存在にすぎない。
なので、ここを左右するカウンセラーの技量というものが確実にある。
⑤クライアントが生き生きと愉しく自立して、どんな道に進もうとも尊重することができなければならない。
何故なら、気づきとは、往々にして、主流社会からは異端視されるから。
おお、やっぱり書き起こすと脳内が整理されますね。
かの御仁はこんなことを仰ってたのか、、うん、素晴らしい👍。
久しぶりに良いことを思い出せました。
ありがとうございます。
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