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【深刻さ】が悩み解決の邪魔をする


悩みの渦中にいる時って、
不安、恐れ、怒り、嫉妬、苛立ち
といったいろんな感情に翻弄され、
そこから抜け出せない、
終わりがないように感じますよね。

次々襲って来るネガティブな感覚に
自分の頭の中でどんどん事態が進行し
問題が重く大きくなっていく。

このように深刻な状態のまま、
なんとか解決を見出そうとしても、
なかなか上手くいかないことの方が多いです。

それどころか深刻になればなるほど、
解決が長引くだけでなく
それは人生全体を滞らせていく。

「深刻」になって良いことって
実はひとつもないのです。

深刻な状態から抜けるための
4つのヒントを書いています。

①正解を求めすぎてはいないですか?


「絶対的な正解がどこかにある」
という思いが視野を狭くしてはいないだろうか。

「その正解を探しあてなければ」
という気持ちに

「間違えたくない」
が引っ付つくと

決断することが
どんどん重くなっていきます。

しかし、知っていましたか?

最初の選択が正しいという数字的な確率は
せいぜい百万分の一程度であるそうです。

「正解はひとつしかない」という前提に立ち
間違えることを恐れている状態は、
この百万分の一を狙いにいっているようなもの。

でもその前提を外して見ると、

そのくらいの無数の可能性が
目の前には常に拡がっている
とも言えるのではないでしょうか。

どれを選んでも
結局はやってみないとわからないのなら
小さく一歩を踏み出し続けたほうが
早くそこに辿り着けそうな気がします。

正しさよりも
自分の感じたことから
自分だけの答えを導けるようになること。

こちらの方がはるかに大切で
人生を動かしていくパワーを秘めていると思うのです。

深刻にうずくまるよりも
軽くできることで動いでみると
次が必ず展開していきます。


②人の目を気にしすぎてはいませんか?


直接人に何かを言われた訳でもないのに、
人の目がいつも気になって
無言の圧を感じてしまう時は、

無意識に
「自分はいつも怒られている」
「責められている」
「制限されている」
といったような
思い込みを持っている事が多いです。

このような思い込みに支配されている状態は
主導権が自分になく、

誰かの機嫌
誰かの評価
誰かの条件次第で、
自分の存在が上下してしまい
振り回されることに。

これでは自分本来のパワーを
発揮できるはずがありません。

逆に、
自分の力ではどうにもできない
自分には力がないという
勘違いにつながり深刻さが増していく。

主導権を取り戻すことが必須です。
それには視点を自分の真ん中に置くことが大切です。

他人からの無言の圧を感じやすい人は、

日ごろから自分に対して
課しているものが厳しく
多すぎたりはしないでしょうか?

どんな些細なことでも自分を褒める。
そのような練習をしてみることで

偏っている視点が
フラットに近づくことを
意識していきたいものです。

視点がフラットになるほどに
深刻さとは離れていきます。


③ゴールを適切に設定できていますか?


頑張っても、頑張っても
満たされる感覚がない。

いくらこなしても
達成感がなさ過ぎて、
気力そのものが萎えていく。

自分の能力に対する自信もなくなり、
ストレスを感じやすくなると

目の前のことが中途半端になったり
モヤモヤを多くかかえることに。

こうした未完了の出来事、
感情を多く抱えることで
無意識のプレッシャーで重くなり
感覚も鈍くなっていくのです。

そして、感度の低下は
決断力の低下に直結する。

このような負のスパイラルに入る前に、
ゴールを細かく区切ることで
ひとつひとつを完了させることに意識を向けてみる。

小さな達成感を
自分に沢山与えていく。

ただそれだけでも
体の感覚が違ってくるはずです。

完了させる心地よさを体で感じることで
次の活力がわいてきます。


④自分らしさにこだわりすぎてはいませんか?


自分のセルフイメージを
大きく壊すようなことはしたくない。

「自分らしいかどうか」という
自分にとって都合の良い
「らしさ」に囚われすぎてはいないだろうか?

本来セルフイメージというのは
自然と破壊と再生を繰り返すもの

もしくは、
適切に壊していくものにもかかわらず、

「らしさ」という制限を
自らにかけている状態にまずは気づくこと。

そして、
色んな自分が居てもいい、と
経験することを許していく。

そもそも自分のことは
自分がいちばんわかっていませんし

ストレスや、溜め込んだ感情の重さ
無難を選ぶクセや思い込みで鈍った自分の感覚では
選択の幅は狭まる一方なのだから。

自分なんてあってないようなもの。
もっと軽く
いい感じに適当であればいい。


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