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アユタヤの高校教師おじさんとの出会い【タイ一人旅🇹🇭】

タイに一人旅に来て気分でログを書いています。
この記事と同じタイミングで7日目のログを書いたのですが、そこでおじさんとのおもしろい出会いがあったと紹介しました。

その出会いについて、なかなかできない経験をしたので、別の記事で話そうと思いました。

ということでこの記事では、7日目のおじさんとの出会いとその出来事についてシェアさせてください。

「The 旅!」といったような驚くような出会いだったのでぜひ読んでいただけたら嬉しく思います。


3大寺院巡りで出会ったおじさんの話

3大寺院巡りを終えて、カオサン通りに向かっていると…

おじさんに絡まれたのは僕が3大寺院巡りを無事に終えてカオサン通りまで歩いて向かっている道中です。

よくわからない広い敷地の建物の前を歩いているときに、いきなりタイ人のおじさんに英語で話しかけられました。

「あのおっさん見たか?働かねぇ」って明るく言ってきました。

テキトーに頷いていた続けておじさんは
「ここでタイの歴史を見れるから、わざわざアユタヤから見に来たのに閉まってたよ」

バンコクの中心地からアユタヤまでは車で1時間から1時間半くらい。

どうやら話を聞いているとそのおじさんはアユタヤで高校の教師をしているらしいです。(本当かわかりませんが)

せっかくの休みの日にわざわざ離れた場所から見に来たところが閉まっていたらしいです。

これがおじさんとの出会ったキッカケ。

お互いの話からこの辺の観光について教えてくれた

そこからおじさんの話と日本の話や僕の話をしたあと、「バンコクでどこか他に観光した?」と聞かれました。

有名なショッピングモールにはいったものの、たしかに近場でまったりしてただけで、観光という観光はしていませんでした。

「どこにも行ってない」と言ったら今から行ける観光地を教えてくれました。

わざわざおじさんが自分用にもらったという紙のマップに行き先も丸をして預けてくれました。

行き先は3箇所を教えてくれて、その後にカオサンに行くと盛り上がり始めていて丁度良いとのこと。

  • Wat・Thaiっていってたけどよくわからない寺

  • タイのスーツオーダーのお店(質が良いらしい)

  • Wat・Saket (Golden Mountain)

この3つを教えてくれました。

トゥクトゥクまで手配、交渉してくれた

正直疲れていたのでさっさとカオサン通りに行って帰ろうと思っていました。

ですがおじさんが
「タイでトゥクトゥク乗ったか?」と聞いてきて、乗っていないと答えたら、トゥクトゥクはちゃんと使えれば安いということを教えてくれました。

さらに知らなかったことに、トゥクトゥクは白のナンバープレートと黄色のナンバープレートがあって、白はトゥクトゥクのライセンスなし、黄色はライセンスがあるらしい。(これも本当かわからない)

まぁテキトーに信じておいて、そうなんだ~って聞いていたら、ワット・タイはこのあとセレモニーがあるからその前に行かないと閉まっちゃうと言われました。

ってところで、おっちゃんが「トゥクトゥクの使い方を教えてやる、見とけ」ということで目の前でトゥクトゥクを止めて交渉までしてくれました。

交渉内容がまたすごい。

  • 地図に書いた3箇所全部に連れていってやれ

  • 彼が観光している間は待ってろ

  • それ全部回って100バーツでどうだ?

これです。100バーツは大体400円。
トゥクトゥクは観光客に対しては高い金を取ろうとするけど、地元民には安いのかな。

おじさんと出会ったところから意外と距離があったし、3箇所全部待っていてくれる。これで100バーツは安い。
さすが地元民。

ということでトゥクトゥクに乗り、おじさんとはそこでお別れ。

今度はまさかのトゥクトゥクのおじいちゃんドライバーとの旅が始まります。

トゥクトゥクおじいちゃんとの出会い

トゥクトゥクのドライバーはおじいちゃんでした。
基本的にトゥクトゥクのおじいちゃんとは特に会話もなく、英語も通じない。
だから乗って待っててもらって、乗って待っててもらっての繰り返しだと思っていました。

1つ目のお寺に到着。
おじいちゃんも一緒に降りました。

手招きされてお寺がない方に連れて行かれます。
「あ、これやばいところに連れて行かれるかも」
逃げる覚悟をしました。

ヨボヨボで歩くのも遅いおじいちゃんがなんか言っています。
「むえいたい、むえいたい」

僕 「あははは〜」

連れて行かれたのはムエタイのジムでした。笑
行き先のお寺に隣接したムエタイのジムを見せてあげたかったみたいです。
ジムの前に到着するとおじいちゃんがヨボヨボパンチの素振りを見せたのがとても可愛らしかったです。なんだ、良い人じゃん。

そしてお寺を見始めました。もちろん一緒にね笑

小さいお寺だったのですが、いたるところに人と同じ大きさほどの仏像がありました。

おじいちゃんはその仏像一つひとつの前にいってお祈り。
とても気持ちがこもっていて、僕も一緒に一つひとつお祈りをしました。

タイの文化に触れたのがとても嬉しくなりました。

本堂に入るとまさかのトロント住みのカップルが!

そして本堂に入りました。
すると地元民の姿しかなかったところに観光客の姿が。

僧侶の方が僕とその2人に流暢な英語でお寺についての話をしてくれたり、僕らのことについても聞いてくれました。

するとその2人はカナダから来たとのこと。
2022年にカナダのトロントにいた僕は思わず、「2022年にトロントに居たんだよ」と言ってしまいました。

そしたらまさかの2人もトロントから来たらしい。
本当に偶然。

で、お寺から出る際にカップルの男性からさらに偶然な言葉が。

「タイに来る前は東京でトランジットがあったから少し観光してた」って。

本当にすごい。
トロントという偶然に、東京にいたという偶然。
本当に出会いってすごい。

次のおすすめの場所は5分で退散。

次にアユタヤ教師のおじさんにおすすめされていた場所はスーツ屋さん。
タイのスーツは上質にも関わらずめっちゃ安い。とのこと。
しかもその日までがセールだったらしい(本当か?)

でもおじさんも言っていたし、スーツ屋も同じことを言っていたから多分本当。

そんなことは良いとしてなぜすぐに退散したかというと、くっそ胡散臭かったんです。

入ったら大歓迎で扉がパタパタと開き、ウェルカームって感じ。
若い男2人がめっちゃ売ろうとしてくるし、一人は裏から缶ビールを持ってきて目の前でプシュー。チアーズ。渡してきました。

とにかく怖かったし、買う気もなかったんで退散してきました。

ワット・サケット(ゴールデンマウンテン)

そして最後に連れて行ってもらったのはワット・サケット。ゴールデンマウンテンとも呼びます。

ここで100バーツピッタリ払ってトゥクトゥクおじいちゃんとはさよなら。ありがとう!

このワット・サケットのことは知らなかったんですけど、実際に行ってみたら観光客だらけで、調べてみても結構有名な場所でした。

このお寺は結構気に入ったので、教えてもらえてとても良かったです。

カオサン通りからの1人飲み

ワット・サケットのあとはカオサン通りまで歩いていき、散策したあと一度ホテルに戻りました。

シャワーを浴びて、ゆっくりしたあとに近くの屋外フードコートでシンハービールを飲みながらシーフード・トムヤムクンをいただきました。

まとめ

ということでまとめると、アユタヤ高校教師おじさんに出会い、強制トゥクトゥク旅をしました。

なぜかトゥクトゥクおじいちゃんとも一緒に回ったり、トロントカップルに出会えたりと素敵な人たちに囲まれた日になりました。

今考えたら結構リスクもあったなぁと思います。
でも中々できない経験だったのでOK。

一人旅の醍醐味を味わえた一日になりました。

ではこの辺で終わります!ありがとうございました!


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