フリーランスエンジニア約1年やってみて
ひさびさにエンジニア関係の投稿します!
フリーランスエンジニアをはじめて約9か月が経ちました。
ちょっとここらで、いまのところの感想等をまとめてみたいと思います。
これからフリーランスエンジニアになられる方の参考になれば幸いです。
長文ですので、興味のあるところだけでも流してもらえればと思います。
1.現在の状況
現在の状況です。
勤務形態:フル在宅ワーク
現場 :えすあいやーさん
職務 :PG、SE(≠PM)
主業務 :リファクタリング分析、たまにコーディング
勤務時間:毎日約8時間(ほぼ残業なし)
契約形態:エージェント経由で現場参入している個人事業主
収入 :年収4けた前半
前職 :えすあいやーさんのPM
前職収入:年収3けた後半
2.フリーランスエンジニアを目指した動機
いろいろあるんですが、下記が主なところでした。
資産状況:セミファイヤしてて、必死に働く必要がなくなった。
承認欲求:会社員の時より稼ぎたい。会社ってどこかで収入が頭打ちしますよね。
自由を求めて:会社員の時の面倒な忖度や、しがらみから解放されたかった。
技術追及:前職が「えすあいやーさんのPM」だったので、コーディングへの欲求が強かった。
収入不満:前職が↑のようなツマラナイExcel&調整屋さんをしていたのに、残念な収入だったので不満だった。
3.いいところ
フリーランスエンジニアになってみて、よかったなーって思ったところ。
☆は想定通り。△はちょっと違ったところ。
☆収入☆
これはやっぱり想定通りでしたけど、よかったです!
前職:ボーナスが高評価なのもあれこれ混みでも時給3.5Kくらい。業績が落ちたり、評価が低いと激下がりして時給3K割る可能性もありました。
現職:ボーナスとか無いので常に一定で時給6K前後
△しがらみ△
いい意味で想定と違って、全くないですね。
直接の担当社員とかはいますが、変な社内政治とか気にしないでいいので楽。
会社員の時は、周りの評判とか、同期の出世とかが気になってばかりで、今から思えばメチャメチャ息苦しかったなーって思えます。
ぶっちゃけ嫌なら切ってもらってって感じで仕事できます。
△ストレス△
これもいい意味で想定と違って全くないです。
会社員の時はとっても偉い人との会議は緊張したりしましたが、今はそもそも誰が偉い人かわからないので、フランクに会議で会話したりしてます。
そもそもフルリモートなので、どんな偉い人なのか、どんな威圧のある顔の人なのかわからないのも大きいのかも。
切られるかも?っていういい意味のストレスは想定してましたが、お試しに1カ月目をクリアーすると、全く無くなりました。逆に半年は延長してくれないと困るみたいな空気でお願いされたり。
↑これは案件ガチャに成功(いい現場に参画できた)のせいかも。。
☆技術吸収☆
社員と違って、しょうもない雑務がないので、タスクに集中できます。求められているのも技術分野なので技術の吸収に集中できます。
あとはモダンな案件を厳選して入ったので、モダンな技術を沢山体験できているのも大きいのかも。
4.デメリット
会社員と比べて劣るところです。
孤独
これが一番大きいかも。。
やっぱり一匹狼ですね。
特にフルリモートなので、同僚と会わないですし、会えないです。
常駐してたら飲み会とかもあるからマシかな。。
意外と前職との繋がりも希薄に。。飲み会とかコッチから声かけないとかなり少ないです。
↑は仕方ないですよね。。私も会社員の時に退職者を誘った?って考えたらほぼなかったです。やっぱり会社員は社内政治とか社内ゴシップが楽しくて飲み会するので。。特にコロナ禍で最大人数制限が社内規約で4人とかになってたのでほぼ身内で飲み会してました。。
会計
これはまぁ。。微妙なところで大変なのは大変ですが、ちゃんとやれば会社員の時より節税できて可処分所得(使えるお金)が増えるのでメリットでもあるのですが、まぁ大変は大変です(笑
領収書集めたり、会計ソフトにデータ入力したり、開業届だしたり、確定申告したりアレコレ大変です!
まぁでも1年目乗り切れば、あとは惰性でいけますね。
5.大変だったところ
会計
4で書いてる通りです。。
案件獲得:案件獲得までがまぁまぁ大変でしたね。下記のフローです。
エージェント選定
どのエージェントが評判いい?中抜き率は?ここらへんをググったり知り合いに聞いたりして選定しました。最後は数社に絞って実際にエントリーして電話して聞いたりして2~3社に決定しました。
業務経歴書作成
エージェント経由で企業にエントリーしてもらうために必要な自分の売り込み宣材です。ちゃんとした経歴書かかないと、ここで落とされます。まぁどんだけ落ちたかはあんまりわからないんですけどね。。
案件選定
これからの自分のキャリアを計画して、マッチした案件を探します。収入面、技術面、契約面(下限時間~上限時間)、勤務地(在宅?常駐?)いろんな観点で自分の中の評価軸をもって選定しました。
応募
↑をどんだけ頑張って応募したところで結構書類落ちするようです。エージェントさんによると平均書類通過率は10%くらいだとか。ばんばん申し込んでください。と言われました。
面談
これは正直自信があったので、さくっと受かりました。
ただ、やっぱり緊張はしますし疲れますね。
自分を売り込むのがポイントになります。
異文化に適用すること
案件参入後の事ですが、やっぱりなんだかんだ言って、同じ業種、業界でも決定的な違いはあります。これに馴染むまでが大変でした。まぁこれも慣れてしまえばという感じなので、楽しんでやっていました。
会社を辞めるまで
辞めるまでが一番大変だったかもしれません。。
家族への説明。当然やってくる家族からの反対、心配。その家族の不安に丁寧に答えて安心させるだけの自分の中での今後の計画の落とし込みが大事です。
会社への説明。これも大変でした。。上司への説明。後任への引継ぎ。同僚への説明などなど。上司への切り出しが一番緊張したかもしれません。
逆に↑を終わらせた後の有給消化カレンダーを作って旅行に行くのは楽しかったです(笑
6.これからフリーランスエンジニアを目指そうと思う人へ
いろいろ大変な事は沢山ありましたが、総じて後悔はしてないです。
会社員の頃に休憩時間に会社の窓から外を眺めて
「この狭い鳥かごの中で一生終えるのかな。」
って外で遊んでいる人を眺めては思ってた日々を思い出すと、今はいろんな意味で自由だし待遇面でもとっても充実しています。
ぜひ一歩を踏み出して貰いたいと思います。
ただ下記に該当する方は躊躇するのも悪い選択ではないと思います。
(闇雲にフリーランスになって後悔されるのはよくないで)
余剰資産がカツカツ
案件が決まらなければ焦ると思います。
孤独は辛い(4参照)
会計メンドイ(4参照)
面接が苦手
案件が決まりにくいと思います。(資格やまもりとか、経歴書凄かったら大丈夫)
経歴が浅すぎる
これも案件決定で苦労されるかと思います。
とりあえず紙に残す目的で少しは現環境にいるのもあり。
以上となります!
私と同じような会社員→フリーランスを考えていて、悩まれている方の何かのお役に立てれば幸いです。
このNoteもTwitterも趣味でやってるので、質問等あればTwitter等でDM頂ければ、たまに反応させて頂きます。
ではでは~♪
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