だから、タンザニアでも餃子
マンボ!
タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。
アフリカに住んでいると「食生活が大変そう~」とよく言われます。料理が得意ではない私にとっては、確かに、タンザニアでは、日本にいた頃のような食生活を送ることは楽なことではありません。
それでも、唯一、手軽に手に入るお醤油のおかげで、なんとかやっています。そこで、タンザニア含め海外での生活年数が長くなってきた私にとって、世界のどこにいても欠かせない食べものが『餃子』です。
日本では気軽にいつでも食べていた餃子ですが海外ではそうは行きません。タンザニアでも、ちょっとした紆余曲折の末、餃子のある生活を手に入れました。
この記事を読むと、普段あたりまえのように食べている餃子、あなたの今晩の夕食の餃子が、いつもよりもありがたく、さらにおいしく感じられること間違いなしです。
アメリカで餃子に目覚める
餃子が好きだったことに気づいたのはアメリカ生活を始めてから。アメリカでも餃子はスーパーなどで手に入るのですが、冷凍餃子を買うとなると、けっこうな割高でした。
そこで、300円程度で購入できる餃子の皮(30枚入り)をスーパーで買い、家で大量に作りました。子どもも餃子だとモリモリ食べてくれるし、ちょっと人を家に招くホームパーティでも喜ばれます。しかも、アメリカ人のお友達の家に持っていっても、このお肉料理の餃子は大人気。何よりも、簡単に作れます。
ということで、アメリカ生活では、餃子の皮を買って、家で餃子を作ることが定番となっていました。
タンザニアで見つからない餃子の皮
タンザニアでの生活が始まりました。ようし、またあの餃子を作るぞと意気込んでいたのもつかの間。餃子の皮が手に入りません。いくつかの中華スーパーを探し回りましたが、どこにも見当たりません。
友達の情報によれば、一部の中華スーパーでは、限定的に餃子の皮を売っている、または、事前に電話で予約しておけば作ってくれるそう。うーん、スワヒリ語もしゃべれないし、中国語もしゃべれないし、敷居が高いわ…
中華スーパーに売っている冷凍餃子も試しましたが、なんだか小さいし、具も少ないし、その割に価格は高い…ということで、家で食べる餃子をあきらめかけていた頃。ある日本人のお友達のホームパーティーで、餃子を見つけました。餃子の皮問題をどうしたのか聞いたところ、彼女はそんなことなんの問題でもないという調子で「小麦粉の粉で餃子の皮を簡単に作れるよ」と言ってのけました。
確かに…。
久しぶりに食べる手作りの餃子は、それはそれはおいしかったのです。
餃子の皮
確かに、餃子の皮は小麦粉で作れます。でも、かかる手間と、あの薄い皮を果たして不器用な私がうまく作れるのだろうかという自信のなさから、この事実に気づかないふりをしていた気がします。
幸いなことに、タンザニア生活中の期間限定で私の家には力強い助っ人がいます。それは、お手伝いさん!タンザニア料理を時々作ってもらっているのですが、彼女と一緒に餃子の皮に挑戦してみました。
そうしたら、彼女がとても上手に作るのです。最初は、皮を包むのに苦戦していた彼女もすぐに私よりも上手になりました。あっぱれ。
おわりに
日本ではどこでも食べられる餃子は、海外生活をしている私にとっては救世主のような存在。
タンザニアでは、お手伝いさんの大きな助けを借りて、隔週くらいの頻度で餃子を食べています。日本にいた時よりよく食べています…
「餃子の皮がなければ、小麦粉で作ればいい」そんな当たり前のことに気づいた私は、これから、世界のどこに行こうが、とりあえず餃子さえ食べられれば、食生活は不便なく生きていけそうです。
#餃子がすき
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