タンザニアの『スイーツ』
マンボ!
タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。
あなたはどんなスイーツが好きですか?ここタンザニアでも地元の人に人気のあるおやつがあります。すごくタンザニアらしくて、人々の生活の様子が象徴されている、そんな食べものです。
今日は、そんなタンザニアのおやつをご紹介します。日本から遠いアフリカで、日本とは一味違ったデザートを楽しんでいるタンザニアの人を想像しながら読んでみてくださいね。
健康的なスイーツ
タンザニアの友達に「タンザニアで人気のあるスイーツは?」と聞くと、まず最初に出てくる答えは『フルーツ』。これには私も納得です。
タンザニアでは、マンゴ、パパイヤ、パイナップル、バナナ、スイカ、グアバ、パッションフルーツなどの南国フルーツがとってもおいしくて、地元でとれるので値段も安いんです。マンゴは1つ60円くらい。だから、タンザニアの人にとって、この健康的で経済的でもあるフルーツが大人気。
私も毎週のように、地元の八百屋さんでフルーツをたんまり買って、こんなタンザニアの恩恵に感謝しながら、毎日子供たちとおいしいフルーツを食べています。
ランニング直後の作り立てのパイナップルジュース、週末の朝に子供たちと作るバナナとマンゴのスムージー、ヨーグルトに添えた甘いバナナなど、こういう環境にいると、フルーツをさらに楽しむためのレシピを考えながら堪能しています。
タンザニアのキャンディ
タンザニアのキャンディともいえるのが、赤色の実です。これは「バオバブの実」(スワヒリ語でウブユubuyuと呼ばれる)というもので、バオバブという巨大な木からとれた実に赤色のパウダー、砂糖、塩、こしょう、カルダモンなどをまぶしたもの。
あんまりおいしそうに撮影できなかったんですが、これがうちの台所にある実物…
タンザニアのお友達が「とってもおいしいの!」と強く勧めるので、私も食べてみましたが、うーん、ただ甘いだけで、残念ながらおいしさがよくわからなかったです。
バオバブの実自体が「スーパーフード」として最近は注目されるようになっているそうなので、日本でも「健康食品」として手に入る日が来るのかもしれません。タンザニアの友達によれば、この実には、自然なシトラス風味があって、スパイスをまぶした実は口の中でゆっくり味わうほどに酸味やスパイシーさ、甘さが口の中で広がるんだとか。
このバオバブの実は、タンザニアの女性のカバンにはだいたい小袋で入っているくらいタンザニアの人たちには身近なキャンディだとか。日本でいうチューインガムとかアメのような感じでしょうか。
日本にもあるアレ!
最後は、これってタンザニアのお菓子?と私が最近びっくりしたもの。その名も「カシャタ(kashata)」これは日本で私たちが食べる雷おこし、ピーナッツおこしです。
ある日スーパーマーケットに行ったら、懐かしいこのピーナッツおこしを発見!パッケージをよく見ると、タンザニアにある日本の会社が製造しているものでした。
「アフリカにいても日本のお菓子が食べられるなんてありがたいな~」と思い、タンザニア人の友達にもこのお菓子を紹介したら「それはタンザニアのお菓子よ~」と言われて、びっくり。
ピーナッツと砂糖だけで気軽に作れるので、タンザニアの人たちにも定番のお菓子でした。タンザニアの人たちはおやつの時間にコーヒーと一緒に食べることが多いようです。
ナッツのような素朴な味は、全世界で愛されるおやつなのだなということを改めて実感したタンザニアのスイーツです。
まとめ
タンザニアの人は甘いものが大好き。
だから、お茶に大量の砂糖を入れる人も多いし、コーラみたいな炭酸のジュースも人気があります。でも、今回のスイーツ3つは、その中でもタンザニアの人たちの心をつかんでいる特別な食べ物のようです。
日本で雷おこしを食べる機会があったら、ぜひ似たようなおやつを食べている遠いタンザニアの人たちのことを想像してみてくださいね。
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