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タンザニアに住む私が最高に幸せになる日本からのおみやげ

先日noteマガジンを一緒に運営するVACILANDOメンバーとの定例ミーティングで盛り上がったのは日本からの「最高にうれしいおみやげ」と「なぜかたまってしまうおみやげ」の話題でした。

そしてそれぞれの嬉しいアイテムには、その人がすんでいるその国らしさが現われていて、これまた興味深かったのです。

今日はタンザニアに住む私が重宝している日本からの三種の神器と、貴重なのに、なぜだかたまってしまう日本のおみやげについてご紹介します。


①入浴剤

お風呂の入浴剤がなくても生活はできるんです。そして、タンザニアに来る前は、そこまで必需品じゃなかったんです。けれど、タンザニア生活を始めてからは、入浴剤、しかも海外のではなく『日本の』がなくては、お風呂が楽しめないのです。

なぜなら、タンザニアでお風呂に入るためにお湯をためると、水の色が日本のように透明ではないからです。汚いわけじゃないようです。でも、排水設備のシステムが理由で、日本のような透明なお湯がめったに出ないのです。

ある時、おみやげでもらった海外の入浴剤をいれてみました。すると、完全に透明ではないお湯が気にならなくなりました。

ある時、おみやげでいただいた日本の入浴剤を入れてみたら、水の色も全く気にならないし、日本の入浴剤ならではのあの気の利いた「森林の香り」「ゆずの香り」「温泉の香り」があまりにも気持ちがよすぎて、リラックス効果抜群!

ということで、きっかけは、水の色が気になるタンザニアでのお風呂の体験から、今では入浴剤が必需品となりました。子供たちもお風呂に入る前に
「今日はどのバスクリン、バブいれよう♪」とわくわくで、お風呂時間が楽しいものになりました。

とはいっても、タンザニアでは、家でお湯に浸かれることもぜいたくだし、バスクリンが手軽に手に入る(おみやげでお願いするか、日本帰国時に大量買い)環境でもないので、ある時だけありがたく大切に少しずつ楽しみます。

これがあれば幸せ♪

②カレーライスとそのお供

タンザニアにはインド系移民が多いので、インド人の顔した人が「タンザニア人」としても生活しています。その恩恵にあやかり、おいしくて本格的なインドカレーもレストランで気軽に食べることができます。だから、タンザニアには日本人に人気のインド料理屋さんもたくさんあります。

カレー好きの私には天国のようですが、その一方で、インドカレーが一般的になると恋しくなるのは、やっぱり日本のあのカレーライスです。

日本のカレールーって本当にすごいです。野菜とお肉と混ぜるだけでおいしい日本のカレーができちゃうんですから。本当にすごい品だと思います。さらに、日本に帰国した時に「福神漬け」というカレーのお供に出会ってしまった私の子供たちは、カレーといえば、福神漬けがセットだと思っているようです。確かに、一緒に食べるとさらにおいしい。

ということで、カレールーがあれば幸せ、さらに運が良ければ、日本帰国時に大容量を買ったり、遊びに来るお友達にお願いしたりと、福神漬けも一緒に楽しんでいます。

先日は、オランダから遊びに来てくれる友達に、おみやげは何がいい?と聞かれて「日本食店で福神漬けをお願い~」とお願いしたところです。

③マヨネーズ

最後は、タンザニアとはあまり関係ないのですが、日本のマヨネーズです。日本のマヨネーズってどうしてあんなにおいしいのでしょう。タンザニアでもヨーロッパやアメリカからの輸入品のマヨネーズは手に入るのですが、日本のマヨネーズのようなおいしさではないと個人的に思います。

うちの子供たちは、野菜があまり好きではないのですが、マヨネーズさえかければパクパクとなんでも食べてくれるので、そんな理由もあり、日本のマヨネーズはタンザニア生活の神的な存在です。


タンザニアの八百屋さん

④ありがたいのに、なぜか残ってしまうもの

日本からのおみやげは、どれもありがたいものばかり。はるばる遠くから持ってきてくれたお友達のその気持ちだけでも嬉しいものです。

それなのに、それなのに… なぜだか、残ってしまう、使いきれなかったということが多いのが『だし』と『おちゃっぱ』です。両方、乾物で軽いので手軽に持ってきてもらえるという意味でも、長持ちするという点でも、一般的に日本からのおみやげには人気なのだと感じます。

私自身、海外生活が20年近くになりますが、毎回、引っ越しする時に、もったいないなーと残っていることに気付くのが、この2つ。賞味期限切れであったり、使いきれなかったりと残っているのです。そして、冒頭のVacilando仲間との話しでも、この2つはよくある「残ってしまうおみやげ」だということがわかりました。

⑤まとめ

日本の外に出ると、日本の食材やアイテムって、本当に私たちのかゆいところに手が届くような絶妙なアイテム揃いだなと感心します。だから、海外在住者が日本に一時帰国する時によくあるのは、空っぽのスーツケースで日本に帰り、スーツケース全てを日本の食材で埋めて帰ってくるというパターン。

タンザニアでも、日本に一時帰国する友達が「日本から欲しいものある?」なんて聞いてくれるので、お願いしたりして、お互いに助け合っています。

日本に住んでいると当たり前の入浴剤、福神漬けやマヨネーズ。ぜひ、海外の私が大切に使っている特別アイテムなんだよということをちょっとでも思い出して、日本のあなたも日本の商品のすばらしさを感じながら食してほしいです。いつもの食材やアイテムが普段より楽しめるかもしれません。

#海外生活

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