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語学学習の醍醐味、体験しました。

今回はタイトルの通り、私が外国語を習う醍醐味を体験したときのお話。


韓国語をはじめたきっかけ

私は2022年から独学で韓国語を勉強している。
コロナ禍でBTSにハマったのだけど、推しの言葉を理解したい!というよりは、動画にひたすら出てくるテロップを見ては、「あれはどんな仕組みになってるんだろう…」「どうやってあれが音になるんだろう…」「あれを解読してみたい…」という語学好きが発揮された結果、まずハングルを勉強してみようと思ったのが始まりだった。


私の韓国語勉強方法(簡単に)

私は韓国語ペラペラでもなんでもなくて、約1年前に受けたオンラインレッスンの先生曰く、中級なのだそう。
なので参考にはならないが、簡単に私の韓国語勉強方法をお話してみる。

まずはハングルの読み方を、本屋で買った教科書で勉強。

いつか興味を持つかもしれない、と1年間録画し続けていたNHKの「テレビでハングル講座」を一気見して、基本的な文法はそれで覚えた。

そのあとは勉強したというより、見たり聞いたりして気になった単語や、これって韓国語でどう言うのかな?って気になった表現をその場その場で調べるだけ。よく頭の中で想像の会話をしていて、言えない単語や表現が出てくるんだよね。インターネットで調べれば、何でも誰かが答えてくれている時代に本当に感謝。

あとは、わからなくても韓国語のポッドキャストを聞いたり、動画を流して耳から韓国語を入れている。(韓国にいる気分になれるのもいい。)

発音だけは自分で合っているのか判断できないから、4回くらいオンラインでネイティブの先生と会話して、発音を教えてもらった。

自分の気になることだけを調べているから、知識に偏りはあると思う。


楽しく感じる瞬間

私がなぜ韓国語を続けられているかというと、元々外国語の勉強が好きなことや、韓国旅行が好きなことが大きいと思うけれど、それ以外で言うと、

ハングルを勉強した後は、駅の看板に書かれた駅名のハングルを見て、「読めた!」と嬉しくなって、

簡単な単語や表現を覚え始めると、ドラマや推しの動画を見ていて、「今○○って言った!聞こえた!」と嬉しくなって、

の繰り返しでここまで来ていると思う。

特に駅のハングルを読めた時は、「…読める!読めるぞ!」とムスカのような気持ちになって、一人でニヤニヤしたのを覚えている。暗号の解読ができた達成感。

先にも書いたように、気になった表現をその場その場で調べているだけだから、勉強という感覚はない。


これぞ、語学学習の醍醐味

ここまででも楽しく感じる瞬間はあったけれど、
やっぱり語学学習の醍醐味といえば、先生以外のネイティブとの会話!

2022年から2024年7月現在まで、私は3回の韓国旅行をしてきた。
1回目は韓国語を始めたばかりで、「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」というのが精一杯という感じ。その1年後の2回目は、以前より言いたいことは言えたものの、聞き取りができなかったり、そもそも話すチャンスをあまり作れず、悔しい結果に。

そして今年5月。今回こそは韓国語が少しはできるようになった実感を感じたい!と意気込んで行った3回目の韓国。今回は自分の中でのチャレンジイベントも用意していた。

2泊3日の初日。ホテルにチェックイン後、ハンナムドンでショッピング。初めてのカンジャンケジャンを食べてからソンスへ移動して、友達が行きたかったのだというカフェへ。オリーブヤングで買い物して、1日目終了。

なんだか店員さんの言っていることがわかる気がする。全部はわからなくても、わからない部分は推測できるレベル。自分の質問も伝わってる…!

2日目。今日は朝食を食べたあと、美容クリニックに行く友達とは別行動。
ここで私が今回一番楽しみにしていた場所、そしてチャレンジにもなる場所、踏十里古美術通りへ!

1回目の旅行の時から気になってはいたものの、観光地ではなく、バイヤーさんが本気で買い付けに行く場所のようだったので、韓国語ができないことが不安で行けずにいた場所。

Youtubeで事前に行きたいお店の目星はつけてきた。(個人客でも入りやすそうで、好みのものが置いてありそうで、何より社長さんが優しそうなところ。笑)

あとは乗り込むのみ。

いざ行ってみると、行きたいお店がなかなか見つけられず、しょっぱなから予定になかったお店に飛び込んでみることに。
人があまりいなかったのでお店に入りづらく、「入ってもいいですか?」の一言からスタート。「どうぞ、どうぞ!」と優しい女性の社長さん。
気になっていた祭器を眺めていると、たくさん持ってきてくれた。
「これはいくらですか?」「全て李朝時代のものですか?」など、自分の口からスッと出てきて…楽しい!
社長さんが商品の説明をしてくれているときは難しくてわからないところもあったけど、理解できたところもたくさんあって、自分的には上出来。
そこでは祭器を2つゲットして、2件目へ。

2件目はYoutubeで見まくったお店。こちらでは残念ながら何も購入に至らなかったけれど、「これの木でできたものはありますか?」など自分が探しているものを伝えられた!社長さんも優しかった。

3件目もYoutubeでたくさん見たお店。お店の前を入りづらそうにうろうろしていると、社長さんが優しく招き入れてくれた。(まるでそうして欲しそうなくらい、店の前をうろついた気がする。笑)

社長さんは動画で見た通りとっても優しい方で、めちゃくちゃ話しかけてくるでもなく、簡単に商品の説明をしてくれて、あとは商品を見て回る私を適度な距離で見守ってくれてた。
質問したら丁寧に答えてくれた。

ご夫婦でされているお店で、お二人もお皿などを作る作家さんなのだそう。お二人の作品がとてもきれいで、話が弾み、ここでしゃべれるだけしゃべらなければ!というスイッチが入った。
商品についても色々聞いたし、商品に関係のない質問なんかもしてみて、初めて韓国語で会話という会話ができた実感があった。

楽しい…!
私今、韓国語で会話してる!

社長さんがわかりやすい韓国語で話してくれたというのもあると思う。
それでも会話ができて嬉しかった。
「韓国語上手ですね^^」と言ってくれて、少し韓国語を話す人にはだいたいそう言うだろうと思ったりもするけど、それでもすごく嬉しかった。

そこでもいくつか商品をゲットして、荷物が多くなりそうだったので古美術通りはそこまでに。

いいものをたくさんゲットできてテンションが上がったというのもあるけど、それ以上に自分で韓国語を駆使していい買い物できた!という達成感で興奮気味だった。

そのあとも、カフェで飲みたかったドリンクがあるかを尋ねてみたり、なんだかいい波に乗ったみたいに韓国語を駆使できた。

この2日目がこの旅での韓国語ハイライトなのだけど、友達と別れてひとりになったことで、照れがなくのびのび挑戦できたのもよかったのかもしれない。笑(ちなみに1回目と2回目は完全一人旅。)

この後は友達と合流して、チキンを食べたり、オリーブヤング巡りをしたり、話題のベーグル屋さんへ行ったりして、2泊3日の旅を終えた。

めちゃくちゃ楽しかった。
外国語を勉強していて楽しいのって、こういう瞬間だよな~っていうことをしみじみ感じた旅だった。


その後の話

踏十里でゲットした品物たち。実はネットショップを開くための下調べとして、試しに仕入れて売ってみるつもりで購入した品物だったんだけど…手放せない。笑
品物が素敵すぎて気に入ってしまったのと、自分が初めて韓国語を駆使して手に入れたものという思い入れができてしまって、手放せない…笑

これらは記念にとっておこう。

次はもっと商品について、詳しい話を聞いたり、理解できるように。
レベルアップして行こう。

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