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【保護犬との生活】相棒はトイプードル

私の相棒はトイプードルのラブリ。
1ヵ月前に家に迎えれた保護犬だ。

この1ヵ月間、毎日同じコースを散歩し、たった1ヵ月と言う短い期間で散歩の仕方をマスターしてしまったほどのグレートなトイプードル。

私はほぼ毎日夕方、横浜は桜木町の赤レンガ倉庫へ、このラブリーと散歩に行く。
46才の老体にはいい散歩コースで。いい運動になっている。

愛犬ラブリは今や散歩大好きだし、WIN WINの関係だ。

そんな、散歩をしていたある日、ふと周りを見渡すと、トイプードルを連れているオッサン数名を一度に一気に見かけた。

なんか勝手な想像だが、家庭で誰にも話しかけられず、犬連れて外でも行くかと腰を上げてやってきたオッサンたちに見えた。
それは同時に、自分がそのように他人から見えるのだろうという事でもある。

そのうちの1人のオッサンが、自分が連れてきた2匹のトイプードルの対し、「おすわり」を指示。で、オッサンはベンチに座ってスマホをいじりだす。

なんか、自分の飼い犬にしか指揮命令を下せない悲しいオッサンに見えた。
めちゃくちゃ勝手な想像だが、犬だけには偉そうにできるオッサンに見えてしまった。
そして同時に、自分がそんなオッサンには見られたくないと言う思いが強くなった。

まずは体型から若い頃の状態に戻そう。見た目は大事だ。といっても、若い頃に引き締まってたボディーというわけではない。
今46だ。若さを保てるギリギリの年齢だろう。きっと。

とにかくその「指揮命令オッサン」が、トイプードルを連れているオッサン層という共通点で、心に引っかかってしまった。
「なんかこんな姿憧れないなぁ」と思い、計らずも、自分を戒めることとなった。

外を歩いていると、いろんな人に出会う。
いろんな人が、いろんな時間の過ごし方をしている。

ステイホームでは、こんなに外を自由に歩きまわって楽しむことができなかったので、今は思う存分外出を楽しんでいる。

人生は楽しい。
いろんな変化がある。
予定通りにはいかないこともある。
楽しいこともある。
悲しいこともある。
それもこれも全部含めて人生だ。

ただ、ただ、あのトイプードルを連れて指揮命令してたオッサンのようにだけはなりたくないと思った。

こういう発見が、外出の大きな収穫だ。

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